今週のローカルニュース

2016年6月19日:ハワイ州の失業率
ハワイ郡(島)の失業率は先月よりも0.1%下がって、3.9%。1年前は5.4%だった。2011年のハワイ島の失業率が10%であることを考えると大きな進歩だ。ハワイ郡の労働人口は91,450人。ホノルル郡の失業率は2.9%で、マウイは3.2%。カウアイは3.4%。

6月22日:フォーシーズンズ・フアラライを巡る訴訟
フアラライ・リゾートは今年から繁忙期のリゾートフィーをそれまでの65ドルから250ドルに値上げした。これはフアラライリゾートの非同伴ゲストのリゾートフィーだが、大人4人でビラをレンタルするとそれだけで宿泊代に加えて毎日1000ドル支払う必要がでる。リゾート内のレンタルゲストの数を抑制したい意向だが、現在フアラライリゾートでバケーションレンタルを行っているオーナーがリゾートを相手取って訴訟を起こした。この経緯にフアラライリゾートの運営自体そのものが昨年からフォーシーズンズに委託されたことが大きい。訴えたZYKA氏は、ホテル施設の混雑はホテルゲストによる評価に大きく影響を及ぼすため、ホテルとしては、ホテルゲスト以外の使用を制限したいという意向が強いという。同氏の親戚10名がと宿泊すると、それだけで毎週17500ドルの出費になる。同氏はレンタルゲストだけでなく、フォーシーズンズはメンバー自体の利用を減らすことも目的していると話している。7月20日初公判が予定されている。

6月24日:ウミガメの産卵シーズン
ハワイにはアオウミガメとタイマイの2種類のウミガメが生息しており、これから夏場が産卵シーズンとなる。ほとんどのウミガメはハワイの北西にあるフレンチフリゲードにわたって産卵を行うが、年々ハワイで産卵するウミガメの数が増えているという。ハワイ島南部のカウ地区、マウイ南部、モロカイ東部が産卵場所として知られている。産卵シーズンはビーチで懐中電灯やカメラのフラッシュを使うことは避けるように呼びかけている。

6月24日:ハワイ郡の年齢中央値
米国国勢調査によれば、米国人の年齢中央値は昨年より1歳上がって、37.7歳になったという。 ハワイ郡の中央値は41.3歳。カウアイが41.2歳。ホノルルは36.3歳。
ちなみに日本の年齢中央値は2015年で46.5歳・

6月24日:ハワイ州ホテル宿泊率がダウン
昨年同時期と比較してハワイ州のホテル宿泊率は2%ダウンし、82.8%となった。一方宿泊料は3.1%アップで$254.11。
島別では、オアフが2.9%減で88.8%。宿泊料は4.6%アップで$314.9ドル。マウイは1.6%ダウンで81%。宿泊料は4.6%アップで$314.9ハワイ島は3.9%減で67.2%。宿泊料は2.1%プラスで$237。カウアイは2.1%減で74.05%。

6月25日:コナ国際空港の入管施設の仮使用に認可
ハワイ州のイゲ知事は、金曜日にハワイ島で出席した会議で、米国国境警備局が既存の入管施設の仮使用を認可したことを明らかにした。ハワイ州は今後5年間でコナ空港に新たな入管施設を建設することを約束したという。運輸書は10台の自動入管端末を設置する意向だという。ハワイアン航空によるコナ・羽田直行便は年内に実現する公算が高くなった。コナ空港への乗り入れを希望している航空会社は複数あるとイゲ知事は話しており、今後の展開が期待されている。