あろは!
あっという間に4月も終わりそうで、怖いです。
毎年恒例になっていますが、今年もレアルムのイベント、Realm Global Collective(RGC)に参加してまいりました。今年はアリゾナ州スコッツデール。今米国でホットな高級不動産市場として知られている街です。レアルムはブランドを超えた、トップ不動産アドバイザーの集団です。残念ながら日本人は私一人。

今回のテーマはAIだったのですが、最終的には、人間性と人とのつながりの重要性が際立った内容でした。特にハワイのような場所では、「人との関係性」と「信頼」によって動いていますから、一番しっくりくる落ち着きどころではありました。
「再会の場」から「本質の場」へ
RGCは、今回で5回目の参加になりますが、毎年感じるのは「同窓会のような空気」。半分以上は顔見知りですので、会うたびにハグ。まあ、100回くらいはハグをしたことでしょう。
バハマのディーとテキサスのアレックスは、2022年の第1回RGCで最初に飲んだ仲間です。2026年(下)になってもそんなに変わらない?
我々は自営業ですが、自分が所属するブランドを中心に動きがちです。そういう意味で、レアルムは非常にレアな組織ではあるわけです。今月奇しくも、スコットランドのエージェントからコナの売り主紹介を受けました。そのエージェントはコンパスではないので、そのあたりが面白いです。やはり個人的に知っていて、仕事のできるブローカーを紹介したいものですから。

今回はゴルフ好きメンバーとアリゾナでゴルフもできましたし、NYのキャロルと共に朝食会も主催できました。こういうこじんまりした集まりの方が楽しいし、ためになります。



最後の夜は午前2時まで葉巻とスコッチで、楽しかった。

トップエージェントが集まる理由
こうして書くと、単に遊んできたようですが、こういう無駄なような時間が重要な仕事なのです。
今回数えたところ、参加エージェントが196名。ヨーロッパからも数名。メキシコ、バハマも数名。ハワイは3名。
そのうちの125名と話をしました。多いのか。少ないのか。。。。全員と話したかったけれど、物理的に無理な気がします。ほとんどの時間は人と話していましたから、これ以上は難しいかも。 毎週ズームで会っているメンバーでも、実際に会うことで関係性は一気に深まります。
自分のビジネスの転換点
コロナで自分のビジネスが大きく変わりました。コロナ前は日本マーケットが大きな比重を占めていましたが、渡航制限と円安で、日本マーケットは大きく縮小したのが現実です。
そこからアメリカ本土、さらにラグジュアリー市場へシフトしたわけですが、正直にかなり不安なシフトでした。

まあ、結果的にこれが大正解ではあったのですが。。。今は米国のクライアントがほとんどになっています。オアフ島とは異なり、ハワイ島は元々日本人比率が非常に少ないので、論理的に考えるとこの方針はベストです。勿論日本マーケットも大事にしています。
REALMのメンバーの多くは年間$90M以上の取引をこなすトップ層。
自分も子供のころ米国で育っているので、英語は問題ありませんが、やはり米国人富裕層の嗜好、トップにいる同僚たちの思考、仕事の取組み、クライアントへの価値提供方法を目の当りできているのは大きな財産です。みんなよく勉強して、仕事をしています。感心。レアルムの年会費は日本円で100万円以上ですから、まあ、それなりに稼いでいないと入れない世界ではあります。

米国や世界どこにでも電話がすぐに掛けられる仲間がいるのは心強いです。また、高級物件や、リゾート物件、建設プロジェクトに強い同僚など、誰かしら助けてくれるのがまた心強いのです。
Brian Solisが教えてくれたAIの本質
さて、遊んでばかりいた訳ではありません。基調講演スピーカーが3名。それ以外にパネルディスカッション。グループセッションなどをしっかりとこなしました!!!イベント参加料が高いだけあり、講演者は毎年かなりレベルが高いです。
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さて、ブライアン。「デジタル・フューチャーリスト」
未来のエキスパートです。
少々ウェブから引用。
- ServiceNow のグローバル イノベーション責任者、未来学者、ベストセラー『Mindshift』の著者。
- フォーブスは彼を「私たちの時代で最も創造的で輝かしいビジネスマインドの一人」と呼んでいます
- Salesforceのグローバルイノベーションエバンジェリスト
- ReadWrite は最近、彼を「トップ未来派スピーカー」に選出しました。ZDNet は彼を「21 世紀のビジネス界を代表する思想家の一人」と呼びました。
特に印象的だったのが AIQ(Augmented Intelligence Quotient)
我々が成功するには、知的能力、対人関係力、感情知能、問題対処能力 という4つの領域が重要とされていますが、今日はこれに、AIQ、「AI協動能力」が加わっていると、話していました。
人間 × AI の 協働
これからは AIと競争するのではなく、AIと共に競争する時代
AIをスピードと効率だけで使う時代から、創造力、リーダーシップへと応用する時代へと移っていると。。。
AIでレベルの低いものを多く垂れ流すのは、避けないといけませんね。。。。
Abigail Posner:人間の「エネルギー」が差を生む
アビゲイルはハーバード出身でグーグルの上層部に携わっていた女性です。なかなかユニークなのが、彼女の専門は人類学であるところ。人間の本質を使ってブランド戦略をしてきた実績が高く評価されています。テクノロジーと人類学のコンビネーションはなかなかお見掛けしませんからね。
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キーワードは:「エネルギー」そして「拡張」
アビゲイルのフォーカスは、人間が本質的にもつエネルギー。そして、意識の拡張。我々人間は一元的な存在ではありません。自分の中にすでに存在している、異なる領域を組み合わせることで、真の自己価値を生み出し、また、創造性が高まると、話しました。
人類学者の彼女がグーグルで成功したのですから、説得力がありました。
Grant Golliher:信頼は「コントロール」ではなく「関係性」
そして、最終日はホースウィスパラー(馬とのコミュニケーションの専門家)によるセッション。

こちらもかなり印象的でした。グラントは本を出していますが、ジャクソンホールの牧場で、問題のある馬を調教することで有名です。今回は牧場施設で、実際に若い馬を使って一時間実演をしてくれました。
彼のポイントはシンプル: 信頼は強制できず、一貫性と明確さで築くもの
家族、チーム、顧客対応などなど、色々な角度から勉強になりました。リーダーシップ研修でアップルなども来たそうですが、これは面白いと思いました。言葉がつかえないからこそ、本質的な関係を構築できる。自分も言葉や論理に頼る部分が多いので、反省。
美味しい、アリゾナのBBQも堪能できました!
最後に
終わってみれば、メッセージは、「言わずともAIとそれに伴う革新は重要。しかし、これからの時代は「人間力」がより重要になる 」ということでした。
AIが進化すればするほど、
・信頼
・関係性
・エネルギー
こういった「人にしかできない価値」が差になりえます。

AI、利便性、効率の対極にあるのが、「ハワイ」なのかな、と思っています。
以外と不便であること、孤立していること、小さなコミュニティであることが面白いのかもしれません。
今後も学び続けていきたいと思います!