あろは!

9月です。
ここのところ、コロナ感染がハワイ島でも広まっており、先週まではヒロでクラスター感染。そして今週はミロリイ(南)でクラスター感染が起きており、ハワイ島の今日の新規感染者数は35名だそうです。ハワイ島の人口はおよそ20万人です。

PCRテストも多くやっているようですから、そのせいもありそうですが。
ホノルルのロックダウンにつづき、ハワイ島は明日からビーチが閉鎖になります。
うーん。
ビーチにいくしかないハワイ島でビーチに行けないのは、非常につらい!
子供を持つ親にとってはかなりつらい!
今週末のレイバーデイにお祭り騒ぎが起きないよう、ビーチを2週間閉鎖するとのこと!しばし我慢!

さて、市場動向です!
コロナで未だ人が入ってこられない状況にも関わらず、市場はかなり活発です。
昨日は私の売り物件2件が「売り出し前に」成約なりました。これはまた別途ブログでやります。

9月1日時点の戸建ての中値は先月より若干下がって73万5千ドル
前年同月比では約14%アップ。
成約物件数は前月より若干ダウン。そして売り物件数は20%アップです。
今後売り物件の増加傾向が続くのかは非常に重要なポイントです

そして8月の登記数は50%増。取引がクローズできるようになってきている証拠ですね。
前年と比較すると、9月までの戸建ての取引総数はマイナス10%。悪くないです。

下のグラフは価格帯別の成約数(オレンジ)と売り物件(青)の比率を表しています。

 

100万ドルを超えると成約比率が下がるのが分かります。60万ドル以下で良い物件を探すのは非常に困難になっています。

コナの70万ドルから100万ドルの家はこんな感じです!

さて、コンドミニアム。
コンドミニアムは昨年と比較しても中値はほぼ同水準。成約物件数は若干の伸び。売り物件はほぼ横ばい。
登記数は先月よりも17%アップ
コンドミニアムの今年の合計取引件数は昨年と比較して30%以上ダウンなので、戸建てよりもやはりコンドミニアムへの影響が深刻と言えます。コンドミニアム市場はレンタルの動向が左右するので、その理由にもよると思われます。

 

下の成約物件比率を見ると、コンドミニアムでは安い価格帯の動きがあまりよくありません。
お買い得感がない、ということでしょうか。
むしろ40万ドルから60万ドルの物件が動いています。

コナの40万~50万ドルのコンドミニアムはこんな感じです。

ワイコロアとマウナラニリゾートが回復傾向です。

リゾート 売り物件 成約数
ワイコロア 46 10
マウナラニ 55 16
マウナケア 12 0

マウナラニのコンドミニアムの売り物件はこんな感じです。

最初のロックダウンからはやくも半年近く。
長期戦に疲れが見えますが、できることをやり、気を抜かずに頑張っていきます。