あろは!
昨日は米国予備選挙でした。

いつものごとく家の目の前が投票所なので、投票に行ってきました。残念ながら投票所付近一帯はカメラ使用禁止なので、中の様子は撮影できませんが、投票所はこんな感じ。

vote

電子投票は日本語訳もあって、ちゃんとしていました。さすが多民族国家のアメリカですね。

今回の予備選挙は、大統領選に向けて州の投票人を選出するとともに(大統領選挙は間接投票です)、ハワイ郡長、州上院・下院、郡議会の選挙がありましたから、ローカルレベルではかなり重要。
昨日のハワイ郡長の選挙は、大どんでん返しで、2008年に現職だったハリー・キム氏がハワイ島郡長に選出されました。
今回の郡長選挙は、現職ケノイ郡長の参謀だったウォリー・ラウ氏が圧倒的に優勢と予想されており、選挙資金もラウ氏が20万ドル強。キム氏は僅か14000ドルという大差がついていました。
いやー、政治がお金じゃないってこともあるのですね。すがすがしい。
現職ケノイ郡長は公費の不正使用で現在大変なことになっていますが、その影響は大きかったと思います。

ただ公費の不正使用といってもまあ、国政レベルで考えたらかわいい物ですが・・・
一般市民の反感は強かったということですね!

自浄作用があるということでしょうか!

それにしても最近はめっきり日系の名前が減りました。15年前ハワイに来たときは政治家の半数以上が日系ローカルでした。

井上上院議員も亡くなりましたし、日系の存在感は高齢化で確実に薄くなっていますが、それはそれでよいことなのでしょう。

新しいハワイ、新しいアメリカに向けた選挙。

よい方向に進んでいってくれればよいですね。

11月の大統領選の行方が気になりますが・・・