神戸のK夫妻とビストロ横浜で食事をしました。
K夫妻は昨年リタイアして、これからの人生の半分はハワイで過ごしたいとの理由から昨年末コナに物件を購入。ご夫婦は英語は話せないものの、決断の早さとユニークな人柄はビッグアイランドにぴったり。
さて、2ヶ月前は家具を揃えるだけのわずか10日間の滞在。今回が初めての長期滞在となったK夫妻は、日に焼けてリラックスし、しっかりとコナの住民になっていました。新しい場所に住むわけですから、色々と大変なこともあります。実はK夫妻は、コナで車を購入した直後に追突されましたが、結局は最高の形で無事に問題解決しました。こういう時は日本語のできる保険屋さんが頼りになります。MAHALO、クリス。
歩くのが趣味なお2人は毎日カイルア桟橋まで散歩するそうですが、歩行者が少ないコナなので、車が故障したのではないかと心配して声をかけてくれる人が沢山いるそうです。また、散歩中にアボカドをくれたり、見知らぬ人から話しかけられたりと、色々と日本では考えられないことが起こると、本当に楽しそうに話してくれました。庭も新しくつくり直しましたが、最初は庭師が時間通り現れずがっかりしたものの、コミュニケーションミスであったことが分かると今ではすっかり仲良しに。色々と業者を紹介している身としては、最初はドキドキしますが、すべてうまくいっているので、本当に嬉しい限りです。今後、庭のフルーツも楽しみです。

そんな楽しそうなK夫妻を見ていて、我々もビッグアイランドに移住して丸8年が経ったことに気付きました。誰も知り合いがいないこの島に、ふとしたきっかけで移住を決意した自分たちも、K夫妻と同じように色々な人に助けられこれまでやってきました。友人、クライアント、同僚、そしてビッグアイランドの持つパワーに感謝です。2人だった家族も4人に増え、こうしてブログを書いているなんて、移住してきた時は逆立ちしても想像できませんでした。K夫妻と同じように、不安と期待が入り乱れるなか、ハワイの花の鮮やかさ、熱帯魚の姿、庭で採れるフルーツの甘さ、風の香りなど、身の周りのことすべてに感動していました。行き詰まったときは必要に応じて助けてくれる人が現れ、また一歩進むという繰り返し。が、「最近はこうした感動を忘れつつあるなー」と感じることもあります。
不動産業に携わることで、クライアントと一緒にまた新鮮な気持ちでビッグアイランドを感じることができるのは本当にあり難いことです。
K夫妻に「KAIさん、ハワイ島に家を買って本当によかったよ!」と言ってもらえた瞬間は鳥肌もので、最高の幸せを感じました。こちらこそ有難うございます。そして、これからはご近所さんとして宜しくお願いします。

新たにこの島に来る人たちに、皆順繰りにお世話をすることが島への恩返しでしょう。
そして皆で「ビッグアイランドに来て本当によかった」と思えたら、最高ですよね。

K夫妻のラナイからのオーシャンビュー

K夫妻のラナイからのオーシャンビュー