KONA STORM MARCH 2026

今日のコナは、いつもの穏やかな天気とは少し様子が違います。

朝から厚い雲が空を覆い、時折激しい雨。

カイルア・コナでは現在降水確率86%と、かなり不安定な天候が続いています。

ハワイ諸島全体が強いKona Storm(コナ・ストーム)の影響を受けており、州知事のジョシュ・グリーン氏は緊急事態宣言を発令しました。

コナ周辺では安全を最優先し、高校スポーツは土曜日まで中止

さらに、今週末(3月14日)に予定されていた人気イベント Kona Brewers Festival4月4日に延期となりました。残念!

普段は観光客で賑わうコナですが、今は少し静かな雰囲気です。オフィスもほとんど人がいません。

ハワイ当局は

• 不要不急の外出を控えること

• 増水した道路を運転しないこと

• 山岳エリアに近づかないこと

を呼びかけています。


ハワイ全体で荒天

今回の嵐はハワイ州全域に及んでいます。

ハワイ島

洪水注意報は土曜午後6時まで

特にコナ側では金曜から土曜にかけて強い雨が予想されています。

さらにマウナケアとマウナロアの山頂では冬期嵐注意報

雪や路面凍結の可能性もあります。

山頂付近では時速100マイル(約160km)以上の突風も予想されています。


オアフ島

本日午前、島全体にFlash Flood Warning(鉄砲水警報)が一時発令。

現在も洪水注意報が続いています。

今夜から土曜夜にかけて、山から吹き下ろす強風にも注意が必要です。


マウイ島

洪水注意法は土曜まで。

また、Iao ValleyやKepaniwai Parkなどの州立公園は閉鎖されています。


カウアイ島

洪水ウ注意報に加え、海上ではウォータースパウト(水上竜巻)の発生も確認されています。


そもそも「Kona Storm」とは?

ハワイでは普段、東から吹くTrade Wind(貿易風)が主役です。

しかし冬になると、Kona Lowと呼ばれる低気圧が発生することがあります。

この低気圧が来ると

• 貿易風が弱まる

• 風が南〜南西から吹く

• 湿った空気が西側に流れ込む

という現象が起こります。

その結果、普段は乾燥しているコナ側に雨が集中するのです。

つまり簡単に言うと

普段は穏やかなコナ側(風下)から嵐がやってくる

という現象です。

この嵐は

• 洪水

• 鉄砲水

• マウナケアやマウナロアの雪

をもたらすことでも知られています。


ただ、コナ住民としては少し複雑です

実はKONAという言葉は地名ではなく方角です。

ハワイ語で Kona「風下(Leeward)」または「南西」を意味します。

現在の「Kailua-Kona」という名前は、

オアフにも Kailua があるため、郵便局が区別のために Kona を付けたのが始まりと言われています。

つまり

Kona = 方角 なのです。

そのためニュースで「Kona STORM / Kona Lowが発生」

と聞くと,

コナが嵐の原因のように聞こえてしまうのですが、実際はそうではありません。

コナのせいではないんです。


歴史的には…

ちなみに歴史的な話をすると

ハワイ王国統一後、最初の首都はKailua-Konaでした。

なので個人的には

 

「オアフのカイルアより大分偉い」

と言いたくなる気もしますが…

まあ、それはコナ住民のささやかなプライドということで。


最新の天気情報は、各郡の Civil Defense の発表をご確認ください。

この嵐が過ぎれば、またいつもの青い空と穏やかなコナの海が戻ってきます。

土曜日は絶好のWBC観戦日になりそうです。