あろは。

コナの知る人ぞ知る、由緒ある住宅地、コナサンシャイン。ここで売り出していたペレニケ・エステートの取引を無事クローズしました!

そう、この格好いい家です。

この家は市場に出る前に、良い値段で押さえたものを、大規模改装。ほぼ新築として$3,975,000で売り出したものです。

買ってから売り出すまでちょうど12か月。
その間、改装について、市場について、何度も協議を重ね、予想以上の価格で売ることができました。

この家は1969年完成の家。ハワイ郡は1980年以前の家については建築基準、許可が異なっていたこともあり、限られた情報しかないのが現状です。
結局ハワイ郡の再確認を受けて、面積などのお墨付きをもらうことができました。このあたりの匙加減と、ハワイ郡との折衝は経験しかないのが、難しいところです。

結局オファーは3件入り、満額で売ることができました。この大きさ、この立地で、これだけユニークな建築の家の値段付けはなかなか難しいのですが、ここもうまく値付けできました。良かった。

米国では、「物件の値付けはSCIENCEではなく、ART」といわれます。要するに、数学のように決まった計算式があるわけではなく、あくまでも値付けする人の「技術」という訳でです。同じような家が集まった大きな住宅地の家の値付けは簡単ですが、ハワイ島では、そういう場所のほうが稀です。標高、海の見え方、地域、築年数が非常にユニークなハワイ島のような市場では、値付けは簡単ではありません。それだけに、うまくはまった時は嬉しいものです。