今週のローカルニュース

2016年10月4日:マウナロア大気観測所で危機的状況を観測?
マウナロアの山頂にある大気観測所で、世界で初めて大気中の二酸化炭素レベルが400ppmを超えて計測された。これまで400pmmがティッピングポイント(転機)ともいわれており、地球温暖化は回復不可能な状況に達したと見る声も多いという。また400PPMに達したことで、パリ協定で目標数値とされている2度以内の温度上昇を守れなことは間違いないと見られている。

10月4日:マウイ郡が有名サーフスポットの土地を購入
ビッグウェーブ・サーフィンで世界的に有名なマウイのサーフスポット「JAWS」にアクセスできる4区画をマウイ郡が950万ドルで購入することを検討している。マウイ郡はこの場所を公共スペースや公園として利用したい意向だ。

10月6日:クアキニハイウェー沿いの公共駐車場の夜間閉鎖へ
ハワイ郡議会は現在数少ないコナの公共駐車場である、クアキニハイウェー沿いの駐車場を午前2時から午前5時まで閉鎖して、車の締め出しをおこなうことを検討している。近年ホームレスの車が一日中駐車場を占領し、観光客などが利用できないという苦情が寄せられている。ハワイ郡議会は近々、条例239を可決する見通し。

10月6日:ハワイの子供は全米で虫歯が多い
ハワイ州の発表によると、ハワイは全米50州で虫歯の子供が最も多いという。3年生3000人を対象調べたところ、71%の生徒に虫歯もしくは治療の跡があり、これは全米平均の52%よりかなり高い。低所得世帯では、31%の生徒に 治療していない虫歯があったという。低所得世帯でない子供は13%。またミクロネシア出身の生徒は虫歯が多いという。

10月8日:10月はシャークアタックに注意
ハワイ州はこのたび、サメに注意するよう呼びかけた。サメに咬まれる事故は年間を通じて確認されているが、その20%以上は10月に起きているという。昨年10月は3回サメに襲われる 事故があったが、全てオアフ島だった。正確な理由はわかっていないが、タイガーシャークが産卵のためにハワイ付近に集まることが理由として指摘されている。ハワイ州内でサメに咬まれる事故は35年間で122件。

10月9日:アイアンマン・トライアスロン世界大会
8日に行われたアイアンマン世界大会はドイツのジャン・フロデノが8時間6分で男子の優勝をさらった。ドイツ男子は優勝、準優勝、3位、5位を獲得し、圧倒的な強さを見せつけた。女子はスイスのダニエル・リフが8時間46分で優勝。これはコナのコースレコード。