今週のローカルニュース

2016年9月19日:パハラにミネラルウォーター工場?
ハワイ島東部のケアアウにボトリング工場を持つハワイアン・スプリング社はこのたび、 ハワイ島南部のカウ地区のパハラでボトリングをする計画を明らかにした。私設井戸から、汲みあげる天然水をボトリングする計画をハワイ郡に申請した。

9月20日:ハワイ島の電力会社が値上げを申請
HELCO、ハワイ・エレクトリック・ライト・カンパニーはこのたび、6.5%の値上げをハワイ州に申請したとを明らかにした。HELCOはフロリダのNEXTERA社との合併に失敗したばかり。 最後の値上げから6年経過しており、原油価格下落などにより、値上げをしても昨年よりも電気料金は低いはずと、HELCOは話している。500KWHの電気料金は2016年1月時点ではおよそ189ドル。同年9月は172ドルだという。ハワイ島1世帯の平均電気料金は$161.85ドル。

9月22日:走行税を検討
現在ハワイ州は道路の建設、補修費用などをガソリン税で賄っており、1ガロン辺りの税金は全米50週で4番目に高い。ハワイ州は現在このガソリン税(1ガロンあたり42.35セント)を廃止し、走行距離に応じて税金を徴収する走行税の導入の検討に入った。オレゴン州がすでにこのスタイルを導入している。走行距離は毎年の車検の際に記録できるが、その正確性については疑問視する声がある。

9月24日:米国政府がハワイアン政府とを公認
米国内務省は、ハワイアンが政府をつくった場合には、その政府と法的に関係を構築する用意があると発表した。アメリカ先住民とアラスカ先住民はすでにこの権利は有している。アカカ前連邦議員による10年以上の働きかけの賜物だ。1893年のクーデター以来ハワイアンによる自治政府は存在していない。ハワイアンは、米国に居住する先住民として最も数が多いの。

9月24日:汚水処理施設の拡充
ハワイ郡は5400万ドルをかけてケアラケヘの汚水処理施設の拡充を行い、3年を目処に汚水の再利用を見込んでいる。現在は処理された水は海中に放出されているが、最新技術による処理により、植栽や農作物への再使用が可能になる。現在使用地域の候補地としては、オールドエアポート、コハナイキなどがあげられている。