パノラマビューを生む「理想の標高」とは?

コナで不動産を扱うようになって早くも22年以上になりました! コナの戸建て選びには色々とコツがありますが、ひとつ確信しているのが「標高の大切さ」。

特にビッグアイランド(ハワイ島)は海底からそびえる山のすそ野に住んでいますから、地形と標高が生活の快適さに大きな影響を与えます。ちなみに、マウナケア山は海底からの高さで測るとエベレストよりも高いと言われています…(この話はまた別のブログで!)


標高 × ライフスタイル = 心地よい暮らし

標高500〜1,000フィート(約150〜300メートル)のエリアを「スイートスポット」と呼んでいます。暑すぎず、雨も多すぎず、まさにちょうどいい気候。そして何より、眺望が素晴らしいのです。リゾートはゾーニングの関係からこの標高にはできませんから、本当の意味の高級物件の比較ではありません。一般的な戸建住宅の場合です。

1,500フィート(約450メートル)以上になると、冬にはジャケットが必要になるほど涼しく、雨も増えてきます。もっとも、それがコーヒー農園にはぴったりだったりもします。

一方、海に近い低地では夏の暑さが厳しくなりがちなので、日常的にエアコンが欠かせなくなることも。オーシャンフロントでないアリイドライブ付近の家はどうしても暑くなりがちですが、その分海まで歩けますから、何でも良し悪しです。

快適さを決めるのは標高だけではありません。地形や住宅設計も大きく影響します。1,500フィートでも暑く感じる家もあれば、200フィートでも涼しい家もあります。5億以上の超高級邸宅はその点優れていますので、このブログでは取り上げません。

今回ご紹介する「76-881 N Pueo Place」は、標高約750フィート(230m)。ちょうど「スイートスポット」に位置しており、昼は海風、夜は山側からの心地よい風に包まれます。エアコンの必要性を感じることなく、一年を通して快適に過ごせる気候です。



そしてもちろん、パノラマオーシャンビューは言わずもがな。


理想のライフスタイルを想像してみてください

理想とする暮らしは、どんなものですか?

ラナイ(屋根付きテラス)でゆったり過ごす?

窓を開けてキッチンで料理?

プールサイドでゲストをもてなす?

夜は窓を少し開けて、自然の風で眠る?

コナでは、室内と屋外の境界線がない生活がスタンダード。

そしてその快適さを支えているもののひとつが、実は「標高」なのです。

多くの物件がこの標高ではエアコンを必要としません。住んでみて初めて実感する、大きな魅力です。


理想を体現した一軒の住まい

$320万ドルで売り出した「76-881 N Pueo Place」は、人気のイオラニ住宅地内に位置し、まさに“理想の標高”に建つ稀少な物件です。

そして、この物件を「The Panorama(ザ・パノラマ)」とエミールと僕は呼んでいます―その名の通り、地形を活かした圧巻のパノラマビューを誇ります。

2018年築のこの邸宅は、アイランド・ラグジュアリーを現代的に表現した3ベッドルーム/3.5バスの住宅

開放的な設計は、天井の高いリビングからラナイ、そしてインフィニティ・エッジのプールへと自然につながり、海と空が一望できる贅沢な空間を生み出しています。


デザインが生む快適性

この家の設計は、自然の風通しを最大限に活かすよう考えられています。

独立型ガレージ広いポケットドアにより、山側と海側の風がスムーズに流れ込み、季節を問わず心地よく過ごせます。


特筆すべき特徴:

  • 高級家電とクオーツのアイランド・カウンター付きのシェフズ・キッチン

  • スパ風の主浴室:深めのバスタブ、屋内外シャワー、電子サンシェード

  • 温かみのあるポーセリンタイルの床、杉材の天井アクセント

  • ソーラーパネル(蓄電池付)+ソーラー温水プール

  • タンクレスガス給湯器&IH調理器(ガス接続も可)

  • 大型ガレージと広々としたおよそ1200坪のプライベートな敷地

  • コンクリート瓦屋根、ファイバーセメント外壁、電動収納キャビネット

  • 屋外シャワー2カ所、セキュリティシステム完備

  • 全室に高い天井で開放感たっぷり

また、家具付きでの販売となっており、すぐにでもハワイ島での新生活を始められます。


「ただの不動産」ではない理由

この物件は、“標高”と“設計”が日々の暮らしをどう変えるかをリアルに体感できる、貴重な一例です。

快適さ・気候・ラグジュアリーの3拍子が揃った理想の住まいを$300万ドル程度まででお探しなら…

この「76-881 N Pueo Place」は、まさにその答えになるかもしれません。



この家を「The Panorama」と呼ぶ理由――ぜひその目で確かめてください。