あろは。

当社のケアウホウのオフィスの隣にクリント・スローン・ギャラリー(画廊)があります。クリントはコナではかなり有名な画家。溶岩や夜景、ジャカランダ、海、鯨など、ビッグアイランドならではの絵が人気です。
前々からクリントとは知り合いですが、クリントの会社が誤った絵を日本に送ってしまったことから、それを取り戻す手伝いをしたのをきっかけに仲良くなりました。

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通訳、翻訳料を請求して欲しいといわれましたが、まあお金を取るほどでないし・・・と考えた挙句、思いついたのが、娘に絵の手ほどきをしてもらうこと。
娘は初めてクリントの画廊に行ったとき、おもむろに自分のバッグから紙とペンを取り出すと、絵を描いてクリントにプレゼントしたツワモノ。それ以来クリントも娘を気に入ってくれています。
この話をしたところ、彼はとても喜んで、娘のためにしっかりと2時間も時間をとってくれたのでした。

今日は溶岩と月の描き方を伝授してくれるとのこと。
まずは真っ黒のキャンバスからスタートです。どうなるのでしょうか??

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まず月の描き方。さすがプロ。色々なテクニックを駆使して、素晴らしい月になりました。
ここまでテクニックを教えてしまってよいのかと思いますが、プロは余裕です。
子供の扱いも慣れていて、笑いが絶えない2時間でした。

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そして次はキラウエア火山と溶岩です。

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エアブラシも使って、臨場感をだしていきます。自分の絵では使わないそうですが、今日は時間がないので、エアブラシで時間節約ということのようです。

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そして完成!2時間弱でここまでできました。最後にはデッサンの仕方を教わり、おまけに画材まで頂き、娘は大喜び。

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クリント・スローン氏のホームページはこちら。素晴らしい絵がありますから、是非どうぞ。
こんなに暖かい気分になったのは久しぶり。

人間の縁とは面白いものです。人に親切にすると、よいことが戻ってくるのですね。感謝。