
ハワイ州は立て続けにコナ ストームにより天気が悪化し、結構大変な1週間となりました。
先週のブログを書いた後、コナは週末48時間、かなりの強風と大雨に揺れました。
私がハワイ島に来てから、25年で一番荒れた2日間でした。
マウイ、カウアイ、オアフは大雨による被害があった模様です。ハワイ島もレストランKAIなどが洪水の被害を受けましたが、友人・知人はみな無事です。
ただし、自宅のガレージに軽度な水漏れが生じたので、修理しないといけません。
まあ、これくらいで済んでよかったです。
さて、コナ・ロウ(ストーム)。
これだけ聞くと、コナを発生源とするストームのように聞こえますよね。
実際に米国や日本の友人から、「コナはストームが大変と聞いているけど、大丈夫」と安否を気遣う連絡を複数もらいました。マハロです。
実際にはコナ ロウ(LOW) とは 冬に発生する低気圧で、通常の貿易風パターンが逆転する現象を呼びます。
実は「コナ」は地名ではなく、ハワイ語で「風下(南西)」を意味します。
つまり
コナストーム = コナ(普段風下の方向)から風が吹くストーム
であって、コナが原因ではないのです。
コナの正式名所はカイルアです。オアフのカイルアと一緒で紛らわしいので、郵便局が、KONA(風下)のカイルア、ということでKAILUA-KONAとなった経緯があります。
今回はカウアイの北西方向に大きな低気圧が発生し、それにより、東からの貿易風が遮られ、普段とは逆の南西の湿った風が流れ込みました。
ハワイ島であれば、コナ、やコハラ。オアフでは、ノースショア、マウイではワイレアなど普段気候が良いことで知られている場所に強風と大雨が降ったわけです。
4,000mの山2つ守られていますので、ハワイ島はハリケーンには強いのですが、今回のように西側からの広域ストームの風はかなり強く感じました。普段慣れていない風だったのもあります。
ハワイ島の西側(コナ側)は地盤が強固なので、土砂崩れの心配は少ないのですが、山の裾野に住宅地があり、雨水が海に向かって流れるため、鉄砲水が怖いのです。
さらに、普段雨が降らないので、みなどうも対処が遅れがちになります。
■ ハリケーンとの違い
よく混同されますが、ハリケーンとは全く別物です。
コナ低気圧:
- 冬に発生する広域低気圧
- 風向きと湿気の変化が特徴
- 直接上陸するわけではない
ハリケーン:
- 熱帯低気圧
- 島の高い山(標高4,000m以上)で弱まる
普段あまりにも穏やかなコナ。
だからこそ、油断しやすいのです。
- 屋外家具は事前に固定または収納
- 海沿い物件は洪水リスクを理解
- 保険の見直し
- 多くの住宅は「貿易風前提」で設計されている点に注意
コナは普段は穏やかですが、「例外的な天候」を理解しておくことが、
長期的な安心につながります。