「カマアイナ」とは?

ハワイを何度か訪れたことがある方なら、「カマアイナ」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。ホテルの「カマアイナ割引」や、ゴルフ場の「カマアイナ料金」など……でも、これは単なる“割引”を意味する言葉ではありません。

ハワイ語の「カマアイナ(Kamaʻāina)」とは、直訳すると「土地の子供」。つまり、この地に深く根ざしたつながりを持つ人を指します。

単に“地元の人”というだけではなく、自然のリズムと島の温かい文化に育まれたライフスタイルを生きる人のこと。

通りのマンゴーの木の種類を知っているご近所さん。

ビーチのポットラックに、一皿多めに持ってきてくれるオバさん。

そんな存在がつくる、心地よさ、飾らない本物の温かさ、そして控えめで上質なライフスタイル。──それが、カマアイナの暮らしです。

「ただの家」ではなく、「帰る場所」

そんなカマアイナ・スピリットを体現する一軒をご紹介しましょう。77-298 Wikolia Street

$159 万ドルで売り出しです。

カイルア・コナの人気エリア「サンセット住宅地」にある邸宅です。コナの中心部から車でわずか10分、標高約500フィートという理想的なロケーション。年間を通して美しいサンセットが楽しめ、地元のライフスタイルを満喫できる場所です。通りに出れば、もぎたてのスターフルーツ、オレンジ、レモン、ライムをご近所さん達が庭先に置いてくれている、そんな素敵なところです。実は私の家はこの通りにありますので、本当の話です。

建物は、4ベッドルーム・3バスルーム、約261㎡(2,816 sq.ft.)の広さ。敷地面積は約930㎡(10,000 sq.ft.)とゆとりがあり、オーシャンビューの広いラナイ、そして開放感あふれる間取りが、ビッグアイランドならではのゆったりとした、カジュアルな暮らしを演出します。

上階は吹き抜けの天井が開放感を与えるオープンコンセプト。自然光と心地よい風が室内を包み込みます。螺旋階段がアクセントとなり、リビング・ダイニング・キッチンが一体となった空間は、家族や友人が集まってくることまちがいなし。

ここコナでは、「インドア&アウトドア」の境目があいまいなことが大切。そして、海(マカイ)と山(マウカ)からの風が心地よく抜けること。高い天井、キューポラ(屋根上の窓)が自然に快適な室内の温度を保ってくれます。

海を望むラナイに出れば、主役は勿論オーシャンビューとサンセット。会話が弾み、笑顔が広がる。おつまみと冷えたワインや日本酒、裸足で楽しむディナー、コナコーヒー片手に鳥のさえずりで迎える朝……

ラナイは、リビングであり、ダイニングであり、思い出を紡ぐ場所です。

下階にはゲスト用の独立した居住スペースも。長期滞在の家族やゲスト用、あるいはレンタル収入の可能性も広がります。ハワイでは「オハナ(家族)」が何より大切──本物のカマアイナ・ホームには、みんなを迎えるスペースがあるのです。

そしてもちろん、プールも完備。通りから見えないプライベートな場所にあり、涼し気なガゼボとともに、穏やかなリトリート空間を提供します。のんびりとした日曜のBBQや、月明かりの中のナイトスイムも。

さらに、カラニ・サンセット住宅地は管理組合共益費も厳格なルールもなく、あるのはフレンドリーなご近所付き合いと、のんびりしたハワイらしい空気感だけ。

暖かく家族を包み、安らげる「カマアイナ・リビング」

──これこそが真のラグジュアリーだと思います。