あろは!
少々ブログ更新が遅くなりました。大抵毎月5日頃には市場動向をインスタにアップしています。英語での市場動向はメール配信しています。日本語での市場動向はブログでアップしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
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2024年11月の戸建て市場
コナの一戸建て市場も売り物件数が増えており、今月の月換算在庫は3.1ヶ月となっています。コンドミニアム市場と比較して、金利上昇の中でも需要は安定しています。ただし、在庫数、成約数、取引件数の動向は今後も注意してみていく必要があります
2024年11月のコンドミニアム市場
今月は成約数は40戸から34戸に減少したものの、先月の取引数(登記数)は前年同月比で62%アップしており、昨年よりも市場はよさそうに見えます。しかし、ここ最近の取引ペースの鈍化と売り物件の増加により、月換算在庫は8か月分を超えました。また、売り物件数も今月はパンデミック直前のレベルを超えました。高金利に加え、現在進行中のコンドミニアムの保険問題により、買い手が慎重になっていると推測できます。
両市場ともに成約までの日数は短く、値段付けを間違わなければ、高値で売れる市場です。米国経済のファンダメンタルはまだ強いので、大統領選が終わった今、また一伸びする可能性もあるでしょう。
下はコナの戸建てとコンドミニアムの中間価格の推移です。価格の伸びが止まってきていますが、まだ前年比ではアップしている状況です。
そして、リゾートの市場動向です。
まずはコンドミニアム。ワイコロア、マウナラニ、マウナケアの一般リゾートでは、売り物件と成約物件の比率が下がっています。
そしてプライベート・リゾートのフアラライでは、相変わらずヴィラ(コンド)の売り物件自体がありません。
戸建は売り物件が非常に少ない状況が継続的に続いています。コロナ以降資材、人件費が高騰し、新築物件はなかなか増えてきません。ハワイ島は建築許可の検討期間を最大180日に短縮し、家を建てやすい環境にする試みが導入されてはいます。
フアラライの売り物件が成約となりましたので、またしても売り物件がない状況です。クキオでの戸建の売り物件は、2100万ドル一戸のみ。
コナ、ハワイ島リゾートの最新市場データをまとめたフリップブックはこちらのリンクからどうぞ。
大統領選挙が終わりましたが、ハワイ島は今しばらく閑散期が続きます。