あろはー!

もう10月。2024年も終盤です。月日が経つのが早くて驚きます。
月日の早さといえば、今週末から長女に会いにワシントンDCに行きます。そして、そこで会うのが高校時代の親友!最後に会ってからなんと30年以上!
彼は、ワシントンDCで弁護士として頑張っています。楽しみです。

さて、コナの不動産市場動向です。

まずはコンドミニアムから。

売り物件数の増加が12か月ぶりにとまりました。
しかし、先月の物件登記数(クローズ数)が2021年以来ダントツで最低となり、販売ペースの鈍化が少々心配です。これは夏前から続いている保険問題による、共益費の値上げと、金利上昇の影響が大きく響いていると思われます。ただし、今月は成約物件が、前月比、そして前年比で増えているので、これからの動きに着目していきましょう。月換算在庫が6か月を超えましたので、ニュートラルな市場にシフトしたと考えてよいと思います。オーバープライスの物件が多いので、最近は値下げが目立ちます。

下はコナのコンドミニアムの売り物件数(青)と値下げ件数(オレンジ)の最近5か月の推移をまとめたグラフです(5月~)。
全米の値下げ率の平均が37%なので、コナのコンドミニアムはちょうど全米平均です。

一方コナの戸建て市場。

 

こちらは、コンドミニアムのような保険問題もなく、月換算在庫も3か月以下と、まだ売り手市場の様相です。売り物件数はここ半年は安定しています。成約数はこの夏はあまり伸びませんでしたが、今のペースであれば、在庫はまだ限られた状況です。優良物件は引き続き、早く売れています。市場に出てから成約までの中間日数は21日です。

因みに、先ほどのグラフの一戸建てバージョンです。戸建て物件の値下げ率は18.6%でコンドミニアムと比較すると大分低くなっています。