さて、独立記念日の続き。

アメリカでは独立記念日は、最大のお祭りです、と書きました。が。。。。
今年は特に、若い人達の間で、独立記念日を自粛する動きがありました。
これまでは、アメリカで独立記念日をちゃんとお祝いしないと、「非国民」扱いをされましたから、大きな変化です。

「ブラック・ライブス・マター」運動の一環で、黒人やネイティブ・アメリカンなど、ずっと搾取されている人種がいて、すべての人種にとっての「独立記念日」でない!というのがその主張です。
ということで、

当日は娘からはインスタグラムなどで、能天気な「ハッピー独立記念日」投稿を避けるよう、言い渡された次第です。

とはいえ、我々の世代は、あまりそういうこともなく、「能天気な」投稿が沢山出回っていましたが。。。自分が大学生だったころを思い出しました。こういうことに熱くなるのは良いことですね(適度に)。

アメリカでは、奴隷制度を支持していた南軍の旗や、当時の偉人の銅像などを違法化する、または撤去する動きがでています。先日はコロンブスの銅像が川に落とされるニュースが流れていました。トランプ大統領はこうした動きに大反対です。

差別が当たり前だった70年代をニューヨークで過ごし、人種差別を日常茶飯事的に体験した身としては、時代は変わったなあ、と感じます。あの頃は日本人として生きていくのは大変でした。黒人からも白人からも風当たりが強かったです。真珠湾攻撃の日には、何度も大人から面と向かって嫌味を言われました。第二次世界大戦で20代で戦った人がまだ50代だったころの時代ですから、しょうがないとは思います。

まあ、その分強くなったとも言えますし、差別は良くないと強く思います。
難しく考えずに、自分にされて嫌なことはしない。自分がされて嬉しいように他人にもする。
そういう基本的なことからでしょうか。

娘は、自分がホクリアのような素敵なところで楽しそうに食事をしていることが「友達にバレるとやばいー」と言っていました。
まあ、僕のブログを娘の友達がチェックしている可能性は低いですから、大丈夫でしょう!!笑