あろは!

家を売却するにあたっては、下準備が何より重要。
告知情報の整理、物件の状態の把握、修理、維持経費の確認、税金、建築許可の確認などなど。
とりあえず物件を成約に持ち込んでから、交渉を始めるバイヤーも多くいます。

ハワイの場合、バイヤーは最初に2週間の調査期間に家屋検査をして、そこで初めて物件の状態が分かる訳です。
調査期間中はキャンセルができますので、キャンセルをちらつかせながら、交渉をしてくるケースも少なくありません。

明らかに状態が悪いにも関わらず、さも良好な体をつくろって成約した場合には、まあ、致し方がありませんが。
ということで、売り出し前に問題になりそうな箇所を最初に潰しておくのが重要。
そして、何より「第一印象」をよくする。
これに限ります。

今回のコナビスタのビフォー&アフターをご紹介しましょう。

まずは、リビングルーム。
これがテナントが退去する前の状態。テナントは状態が良くないのでお140万ドルならば購入する、と打診してきました。
その値段で売ることはないので、ここから退去をお願いして、改装工事突入です。

床を交換し、ペンキを塗り直して、ステージングするとこの通り。

ビフォー微妙な壁の色。床と合いません。

主寝室はこんな感じでした。タイルは悪くなかったものの、統一感を出すために交換。
勿論、古臭いシーリングファンも交換です。

オフィスはカーペットでした。

ゲスト寝室もこんな感じ。

今回は全改装ではなく、基本的な部分のみの改装と修理。
およそ2か月間かけて、印象が全く変わりました。
市場に出して数日で成約。そのままクロージングとなりました。

コンパス コンシェルジェ サービス。これは凄いプログラムです。