今週のローカルニュース:2017年8月13日から~19日

2017年8月14日:コナの水不足深刻化
コナの水不足が先週末さらに深刻化した。現在コナの水不足は水が足りないわけではなく、地下水をくみ上げるポンプが今年初めから故障しているからだ。ハワイ島は地下水を利用しているが、それをくみ上げるためにはポンプが必要。13ある井戸のうち、さらにもう1機故障し、合計5つの井戸が使えなくなった。2週間前にワイアハの大型井戸のポンプの部品がようやくハワイに届いたものの、不具合があり、さらに、ポンプを釣っていたワイヤーが切れて、ポンプは現在も井戸の底に落ちたままだという。コナでは、現在庭への散水や洗車は禁止となり、水の過剰使用が見つかると、水道局から使用停止処分を受ける可能性もあるという。こうした大型ポンプは米国本土に特注品として製造依頼するために時間がかかるという。今後10月と11月に2つの井戸のポンプの修理が予定されているが、まだしばらく水不足に対する解決策はないという。

8月14日:ホノルルの鉄道プロジェクトの赤字をネイバーアイランドが負担?
100億ドルの予算で始まったホノルルの鉄道計画が、すでに14億ドルの赤字となり深刻化している。ホノルル市長はハワイ州の消費税とも呼べるGEタックスの50セント上乗せを2036年まで延長することを州議会に提案した。さらに、ハワイ州議会はオアフ島以外の島にみも鉄道の建設費を負担させることを検討している。これに対して、ハワイ島やマウイなどのネイバーアイランドは反対を表明。州議会は公聴会を開催し、8月終わりからの議会で審議したい構えだ。州議会はネイバーアイランドの消費税引き上げには慎重だが、観光客が支払う短期宿泊税を9%程度引き上げることを検討している。

8月17日:コナのホテルプロジェクトに「待った」の声
コナにホリデーインを建設しが企業が、コナのヘンリーと11号線の南西角に141室の3階建てのホテルを計画している計画に対して、カイルアデザイン委員会がストップをかけた。色や土地の形状との兼ね合いについて問題があるというのが、理由。同社は、来月にも計画を修正して、開発計画を再提出すると話している。

8月17日:ハプナホテルがウェスティンに
マウナケアリゾート(西武ホールディングス)は、ウェスティンにハプナホテルの運営を正式に委託契約したことを発表した。2018年2月から正式にウェスティンのブランドとなり、マリオットグループの運営となる。ウェスティン側は今後4600万ドルをかけ、現ハプナプリンスホテルのロビーや部屋の改装を行い、プールを追加するという。

8月18日:射撃場の認可
ハワイ郡議会は初めて、射撃場の建設を認可することを満場で決定した。場所などはまだ特定されていない。