不動産三田会のメンバーと一緒にホノルルの物件を視察して、ハワイ三田会との交流会に出席してきました。
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ウラジミール・オシポフという建築家をご存知でしょうか?ホノルル美術館で特別展が現在開催されているほど有名なハワイ現代建築の鬼才であり、ハワイでは人間国宝(ハワイは国ではありませんが)としても知られています。上の写真の家は、ホノルルにある、オシポフ氏設計の家で、現在25億円で売りに出ています。
1960年代に建てられた、アラモアナ・ブルバードのIBMビルやホノルル国際空港、アウトリガー・カヌークラブ、ホノルル大学など、非常に個性的な建築物は年月に古びることなく、未だに高い評価を得ています。
そのこだわりと高い機能性は特筆すべきものがあります。例えば上の家は現在25億円で売りに出ているオーシャンフロントの家ですが、建ったその日から築40年の風合いを出すべく、様々なテクニックが駆使されている他、オーシャンフロントでも半永久的に持つように建設されています。1970年代に建設されたこの家は色あせるどころか、年と共にむしろ魅力が増していくところが凄いところです。家のことを知れば知るほど、味がでてくるのが一流の証なのでしょう。
実はこのオシポフ氏は、子供の頃日本で暮らしていたことから、日本語が流暢だったそうです。いかにもハワイらしいですね。
ホノルル美術館のオシポフ展のHPははこちら。
上の物件は一般向けには売り情報がでておりません。興味のあるかたはご連絡ください。 

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ハワイキ・タワー(115万ドル)
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ホクア(240万ドル)からのビュー

今回コナとホノルルの物件両方を見たメンバーからは、「利便性から行けばホノルル」。「質とゆったり感、ハワイを求めるならハワイ島」との評を頂きました。
ホノルルもいいですが、やっぱり僕はハワイ島派。かなり特性が違う2つの島なので、両方に物件を持って遊ぶのが最高です。飛行機代も下がってきていますし。いずれフェリーもできますし。
ところで、不況といわれる今日、ホノルルの状況には興味がありました。人が減っていると思いきや、ワイキキは円高の影響で結婚式や日本人旅行客がむしろ増えているようです。知人の寿司屋で食事をした際も日本人で満席。売上は昨年と比較して30%増だそうです。JTBの担当者とも話しましたが、昨年よりも売上は良いとのことで、悲観的な話はまったく出ませんでした。
不動産に関してもこの円高を利用して購入している日本人バイヤーが増えているそうですし、ハワイはまだまだ元気です。

不動産三田会の皆様有難うございました!