現在我家では、ロックウォール工事が進行中。ロックウォールは日本語に約すと「石垣」。お城のようですね。
ブロック塀ではありません。本当の岩を砕いて、日本のお城の石垣のようにつくります。勿論セメントをつかいますけど。
ハワイ島の不動産の特長=火山の島=溶岩=ロックウォールといっても過言でないと思います。カウアイやオアフなど他島の不動産を見て一番違和感を覚えるのが、ロックウォールの少なさ。ハワイ島では高級物件になればなるほど立派なロックウォールがあるのが普通なのです。コナのLOWES(DIY店)のロックウォールなどは大阪城か?と思うほど立派です。
今回の我家のロックウォール建設を決断した理由は以下の通り!

1)昔は行き止まりだった道路が開通したことを受けて、交通量がかなり増えたため、音の緩和とプライバシーのため
2)生後11ヶ月の下の娘がそろそろ歩きだすので、安全のため

そしてもうひとつの理由が、工賃が驚くほど下がったこと。ロックウォールは手作りですから、結構高いのです。2年前に35フィート(およそ10.5m)を6フィート(1.8m)の高さで見積もりをとったころ、なんと1万ドル以上!うちは48m分あるので、当時は諦めました。しかし、この「100年に一度の不況(そんなに悪い感じはしないんですが・・・)」のせい(お陰)で、工賃が大暴落。結局48mを激安でやってくれることになりました。仕事を請け負ったのは、地元のロックウォール屋で、クキオやフアラライでよい仕事をしています(ちゃんと確認してきました)。職人の腕によってロックウォールの出来具合はかなり左右されるので、業者選びは重要です。

さあ、ロックウォールづくりスタート。ハワイ島で不動産屋をやるならロックウォールづくりもよくわかっていないといけません。今回は僕もじっくり勉強させてもらいます。

第1日目
まずは穴堀りから。そして木枠を組んで、高さのところに糸を張ります。

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第2日
そして岩がトラックで到着。

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セメントミキサーも設置完了。青いシャツが社長さんのオファ。トンガ人。ロックウォール屋はトンガ人が多いのです。力持ちだから?

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石を並べていきます。

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 そしてハンマーやノミのようなもので石を割りながら綺麗にロックウォールをつくっていきます。うちの庭はヒョウタンのようにカーブしているのですが、うまくカーブにあわせてつくっていきます。

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 第3日目

3日で前面の低いところ(60cm)はほぼ完成しました。これから曲面の処理と1.2mと1.8mの高いロックウォールになります。

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 海も綺麗だし。きっとこれは素晴らしいロックウォールが出来上がるに違いない!!

しかし、翌日問題が発生!!!

続く・・・・