初日はおよそ24時間(時差含む)の移動の後、ホームパーティ、VR(バーチャル リアリティ)の設定で午前1時半まで奮闘。さらに、時差でよく眠れなかった割にとても元気。
緊張しているからでしょうか?

いよいよ始動です。
まずは、ポートランドとテキサスのブローカーとの朝食会から。その後VR体験を希望。


状況のおさらい。

今回はレアルムというブランドの垣根を越えたネットワーク会議です。

自分を含む、米国の不動産業者は、自営業。看板を借りて営業する形態が一般的。
私であれば、クラーク不動産から始まり、サザビーズ、そして今はコンパスに在籍しています。

不動産業は、ハイパーローカルな業種ですから、私のように、ノコノコとLAやNYやマイアミに仕事を作りにでかけるタイプの不動産屋は稀です。

しかし、考えてみれば、ハワイの場合、クライアントはほとんどが別荘族です。ということは、どこかに主たる家がある訳なのです。富裕層は家を数件持つのが当たり前。バイヤーを供給する市場(地域)をFeeder market、ようするに、バイヤーがどこから来ているのか、を理解することがとても重要なのです。

ハワイはカリフォルニア、オレゴン、ワシントン、コロラド、テキサス、ユタなどからのバイヤーが多いのですが、正直全米各地どこも重要だと言えます。

自営業であり、個人差が天と地ほどある業界で、同じブランドというだけでネットワークを組むことが難しいのが現状。

会社の枠組みを超えて、よりパーソナルな関係をどれだけ各地域に築けるか。

クライアントを任せられるか?

コンパス、コールドウェルバンカー、ハワイライフ、リマックス、サザビーズ、クリスティーズ、フォーブスなどを含む144のブランド(不動産会社)のトップセールスが集まってつくったレアルムのような’、枠に捉われないグループは聞いたことがありません。一応、推薦、紹介、そこそこの経歴がないと入れないので、このような機会は有難いことです。

勿論こういった仕事方法が必要ないトップブローカは無数にいるのが事実。一見効率が悪いようでもありますが、より良い方法を模索し、より良いパートナーを探し、自分の市場以外にも目を向ける、ことが自分を磨くことにもつながると思っています。

世界一流のブローカー達と場を分かち合うのは、大きな刺激になります。

朝食に話しを戻します。
昨年のサンタモニカで、ヘベレケになるまで飲んだヒゲ面アレックスは今話題のテキサス、オースチンから。
彼のクライアントがハワイ島で開発をする、と言うことで、先日電話会議をしたばかり。

キャスリーン+娘はオレゴン州ポートランドのベテラン。ポートランドはハワイのフィーダーマーケット一つです。

不動産の仕事の難しいところは、不動産の話をほとんどしないこと。色んな話題について話すので、英語でついていくのは気を使います。

なんだかんだとゆっくりと食事をとり、急いでVR体験。

この後はベントレータワーの視察です。