さて、グリーンウェル農園ツアー!

急いで仕事を終わらせて、ダッシュでGO.

1時半に行くともう始まっていました。25名位でしょうか。

ツアーは、焙煎所、精製所、ホシダナ(コーヒーを天日干しするための干し棚)、接ぎ木の現場、コーヒーの選別場。
昔と変わっていなくて、懐かしかった!

一点変わっていたのが、色による選別が追加されていたことです。
コーヒーをローストする前のグリーンビーンの色を機械によってチェックし、熟していない実や、熟しすぎて色が変色している豆を取り除く工程を追加していました。
一分間に1000個の豆をチェックして、空気銃の原理で、豆をはじいていくそうですよ!
想像を超える世界ですが、郵送投票の署名確認のように目が回りそうな作業です。

 

面白かったのが、接ぎ木です。根っこ部分は線虫や病気に強いリベリカ種のコーヒーを使い、上にコナ・ティピカ種を接ぎ木しています。これは多くの農園でやっていることだと聞いたことがあります。
発芽したティピカ種をクリップで留めているのが分かりますでしょうか。

味はティピカの美味しい味になるそうですよ。不思議。
この部分は見た記憶がないので、今回とても興味深かったです。

リベリカ種のコーヒーは美味しくないそうですが、病気には強い。特性をうまく使って接ぎ木する技術は大したものです。

ここまで徹底的に品質管理をする農園は少ないでしょう。コナコーヒーを飲むなら、グリーンウェルコーヒーはお勧めです。

さて、今日はこの後、まだ行くところがあります。

コナコーヒーフェスは忙しい。