あろは!

9月に新学年を迎えるアメリカ。大学入試も終わりに近づいています。3月終わりに入試発表があり、5月1日までにどの大学に行くか正式に決めないといけません。

入試と言っても日本とは大分違って、テストの点だけではなく、ボランティアや成績、小論文(多いところは5つ以上提出させられます)。などを総合的にみて判断するのです。

娘は、無事にアイビーリーグの「ブラウン大学」に受かったものの、予想通り学費補助が降りず(アイビーリーグは成績での学費補助はでず、所得が足りない人のみ)、その金額の高さに改めて驚いている状況です。

年間寮費を入れて年間7万9千ドル。日本円にして850万以上。一年です。4倍すると頭が痛くなります。

アメリカでは、補助金がもらえる年間350万以下の世帯は、それ以上の世帯の子供より16倍上位私立大学に入学しやすいとのこと。アメリカのミドルクラスの年収では良い私立大学には行かせられないということだと、ようやく理解できました。年収1000万の家庭で学費が年間800万円ではどうにもなりませんよね。

アメリカでは受験に受かるところと、入学するところが必ずしも一致しないと言われるのですが。ようやく分かりました。

もうしばらく家族会議は続きますが、日本の大学は安くていいなあーと思う今日この頃です。

とはいえ、ブラウンに受かったのは喜ばしいことには変わりませんね。ハワイ島の普通の公立高校からよく頑張りました。ハワイの教育水準も悪くないのです。

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