あろは!
さて、本日のショーイングは地元お住まいのご夫妻。
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万ドルまでの物件を色々と見て回りました。
その中でも特に良かったのは299千ドルの家。およそ300坪以上の土地、約140㎡の居住面積、オーシャンビュー、ガレージつきとくれば、これは誰の目でみても安い!
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しかし安いのには訳があります。
ショートセール。
英語で書くとShort Sale
そうなんです。足りないんです。
家を売ってもローンが返せないということです。
そこで売主は銀行に泣き付いて、足りない分はチャラにしてもらうというのが、ショートセール。

技術的な話はまた別の機会にしますが、ショートセールはとにかく不確実な取引なので、たとえ10件オファーがはいっていても、いざという時のために物件を見るわけです。

銀行はすでに2ヶ月間検討中です。そろそろ銀行からショートセールを認めるかどうか返事がくるころだと思いますが、間違いなく299千ドルでは売らないでしょう。。。
少なくとも10%程度は価格を上げてくると考えられます。もうすでに希望価格を上回るオファーがはいっているようですし。
オークションに近いですね。このケースは。

最近は、こうした市場価格を無視したショートセールの価格付けは業界内で嫌われる傾向にあります。
銀行もちゃんと考えていますから、市場価格から大きく離れた価格では売らないんですね。
当たり前といえば、当たり前ですが。

ショートセールは時間がかかるうえ、後は運と気力が必要になります。
でも頑張ればよいこともあるかも!?