あろはー!

本日より、14日間の自己隔離の免除を望む旅行者は、ハワイ州が指定する条件並びに指定医療機関から発行された陰性証明書を出発前に取得し、ハワイ到着時に提示することが必須となると発表しました。

これはイゲ知事が署名した緊急事態宣言第16によるもので、ハワイ州に向かう最後の便に搭乗する前に陰性結果をハワイ州のセーフトラベルにアップロードし、ハワイ到着時に紙面による陰性化結果を所持していなければならない、としています。

◎ハワイ州観光局
https://www.allhawaii.jp/covid19/news/201120/

これまではハワイに到着後に陰性結果を提出してもよいことになっていました。
この変更については、色々な意見がでています。米国本土の感染者数が増加していることから、タイムリーな検査が難しい、という声も聞かれます。

いずれにせよ、全員検査してきて欲しいものです。

そんな中、「自己隔離義務を無視したらどうなるの?」という質問をよく受けます。
ハワイ到着後の自己隔離義務を無視した場合には、最高5000ドルの罰金および禁固1年です。さらに軽微罪の犯罪歴が残ります。

とはいえ、実際にこうした措置が取られることはほとんどないようです。
ホノルルで「自己隔離義務違反」で捕まった人は6万人以上。
そのうち、約43,000人は裁判所の判断で無罪放免。
そして15,700人については証拠不十分で、不起訴。

約1300人ほどの悪質な違反者のみが罰金刑、および、懲役刑を受けているということになります。

これについては、特にホノルル郡警察は、お金目的に違反切符をむやみに切っているという批判もあります。

まあ、違反で捕まると面倒くさいですから、そういう意味の「抑止」でよいと思います。

そして、ハワイのホテル業界の苦戦は今しばらく続く見込み。
ハワイ州観光局によれば、ハワイ州のホテル稼働率は2021年は46.3%を見込んでいて、例年の5割から6割に留まる予測をしています。

現時点で再開している、ハワイのホテルは全体の75%。

頑張りましょう。