あろは!
「SHAKA」はご存じでしょうか。
親指と小指を伸ばし、他の3本の指を曲げるこのシンプルなハンドサインは、長い間ハワイのアイデンティティの一部として知られていますが、この度州知事が法案に署名をし、公のジェスチャーとなりました。
シャカの歴史
その起源については諸説あるようですが、有力な説として、ハワイのプランテーション労働者であったハマナ・カリリに由来するとされています。彼は事故で3本の指を失いましたが、いつも明るく、皆に手を振っていました。このジェスチャーが時を経て「シャカ」として進化し、アロハの本質である友情、思いやり、相互尊重を象徴するものとなったという説です。
シャカの意義
ハワイでは、シャカは単なる挨拶ではなく、ローカルが大切にするリラックスしたライフスタイルの象徴だといえるでしょう。
ハワイに住んでいると、シャカのジェスチャーは自然に身につきます。それはアロハ、マハロ、愛、友情、オハナ(家族)を表す同義語のような感じです。例えば、車が道を譲ってくれたなら、シャカで「ありがとう」と伝えるのがぴったりです。「さよなら」を言う時も、手を振らずにシャカ!
地元の人々が自然に行うもので、相手がそれを返してくれると、お互い笑顔になりますね。
23年前、ハワイ島に引っ越してきたときは、照れくさいのもありましたが、意外と急にできないものでした。車が道を譲ってくれた時に返そうとしたら、「シャカ」でなく「きつね」になってしまったり。自然とそれもあまりきっちりせず、さりげなく自然に返すのがベスト。
次にビッグアイランドを訪れたなら、ハワイ州の公のジェスチャー、「SHAKA]を使って、アロハを世界と共有するのを忘れないでくださいね。