毎年行われるコンパス社のエージェント集会。今年もおよそ2000人がデンバーに集結しました。
前回はサウスカロライナで開催し、遠すぎて断念したので、その分今年は楽しみ。
コナからデンバーまではおよそ7時間。気軽にひとっ飛びという距離ではありませんが、投資と捉えると十分リターンがあります。幸いなことに、コナから直行便(深夜便)があるので、フロリダとは違って移動は極めてスムーズ。さらにファーストクラスはフルフラットシートがあるので、数時間寝ることもできてレトリートへの参加準備はばっちり。
デンバーには朝6時到着、ハワイ時間午前2時。気温は約7℃!!(さむー)。ハレ男には珍しい、雨交じりの寒い朝で、ハワイ島違うことを肌で実感。しかし、リッツに到着した瞬間にニューヨークのブローカーのバハールに遭遇。寒さも忘れて、テンションが一気に上がりました!!朝食はテキサス、デンバー、カンサスシティ、フロリダのブローカーたちと巨大オムレツ。Sam’s No.3というお店は面白かったです。ホームページも楽しめますので、のぞいてみてください。朝食メニューが絵本のようでした。
高校時代はコロラド州のアスペンやベイルでスキーをしていたので、デンバーは通過点でした。今回デンバーに滞在してみて、ちょうどよい規模感、ポジティブなエネルギー、そして美味しいレストランがかなり好印象でした。直行便があるだけで、かなり好印象ではありますが!それにしても、デンバーの天気は予測不能。朝はどんより→晴れ→風→雨→また晴れ、すべてランチ前に起こるという慌ただしさ。これからコロラドに行く方は着るものに注意です!何しろ海抜1600メートルですから。
レトリート初日は、エリー・コーキンス・オペラハウスで基調講演。Compassエージェントたちが一堂に会し、会場のエネルギーはまさに最高潮。「協力的で、野心的で、未来志向」であれという、コンパスのモットーの下、誰と出会い、どこに繋がっていくか、まったく予想がつきません。
基調講演は、『Unreasonable Hospitality』の著者であり、世界一のレストランに上り詰めた「Eleven Madison Park」の元共同経営者、ウィル・ギダラ氏でした。長年の卓越したサービスとリーダーシップから得た深い洞察に満ちていました。UNREASONABLE HOSPITALITY。ONE FITS ONE。素晴らしいキーワードです。
その後、CompassのCEOであり創業者のロバート・レフキン氏が登壇。会社の最新情報、業界の動向、彼が思い描くビジョンについて語ってくれました。我々エージェント(ブローカー)は従業員ではなく、あくまでも自営業。コンパスの看板を使って営業をしています。しかし、不動産会社にとっての最大の顧客は我々ブローカーな訳ですが、従来の不動産会社はそこを見て仕事をしていません。コンパスはどうやったら我々が効率を上げ、しいてはクライアントのためになるのかを追及しています。CEOでありながら、ビジョナリーでもある、稀有なリーダーです。
2日目は、「ネットワーキング」に集中する一日。コンパスのセッションではなく、全国津々浦々のエージェントと会うことを優先、さらに、デンバーに住むクライアント2組とも会うことができ、大満足でした。時間を共有するこそが、何よりの財産です。アジア系グループ、リゾート系グループ、REALMの集まり、ハワイ諸島グループがあり、はしごをしながら、最終日を迎えたのでした。
最終日の夜は、ちょっと着飾って「Compass Saloon Party」。レアルムのパーティほどではありませんが、なかなか派手な演出で、これまた忘れられない夜になりました。
ロバート・レフキン夫妻が、エントランスで一人一人に握手とハグをするというおもてなし。ライブコンサート、美味しい料理、まさに代えがたい雰囲気の中でのしめくくりとなりました。
実はこの後カラオケに行くというハプニングもありましたが、これは今月のビデオでどうぞ。
来年のレトリートはニューオーリンズに決定。行ったことがないので、楽しみです。
さて、レアルムに引き続き、また100人以上と再会・知り合いましたが、その中でも記憶に残ったのは、サンディエゴのジュンペイさんと、マイアミのリエさん。私が言うのも偉そうで、なんですが、この若い二人は、これからかなり伸びると思います。3人での食事も刺激的でした。ジュンペイさんのインスタとリエさんのインスタをチェックしてみてください。彼らは前々回のサンディエゴのレトリートで知り合ったのですが、素敵な才能と出会えたことは本当に嬉しいです。また、いつもお世話になっているNYCのタックさんとも再会でき、嬉しい限りでした。タック山口さんも優秀です。こういったイベントに参加する日本人ブローカーは非常に少なく、我々が知った限り、日本語ができるのは、あとはボルダーのミチさんのみ。こういう会は日本人がもっとも苦手とする場所であるからこそ、頑張りたいと思っています。
左から、ミチさん、タックさん、ジュンペイさん、リエさん
リエさんとタックさん