毎年、アメリカ中のビーチ好きが注目する、「全米トップビーチランキング」が発表になりました。このランキングを発表しているのは、“Dr. Beach”ことスティーブン・リザーマン博士。1991年から、海水の水質、砂のやわらかさ、安全性、環境保全などの基準で、全米のビーチを評価しています。
2025年版のランキングが先日発表され、ニューヨーク州サウサンプトンにある「クーパーズ・ビーチ」が1位を獲得しました。しかし、ハワイも健闘しており、4つのビーチがトップ10入り。その中には、私のお気に入りのハワイ島のビーチも含まれています。
Dr. Beachによる2025年 全米トップ10ビーチ
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クーパーズ・ビーチ(ニューヨーク州 サウサンプトン)
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ワイレア・ビーチ(ハワイ州 マウイ島)
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ポイプ・ビーチ(ハワイ州 カウアイ島)
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デルナー・ウィギンズ・パス州立公園(フロリダ州 ネープルズ)
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メイン・ビーチ(ニューヨーク州 イースト・ハンプトン)
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ビーチウォーカー・パーク(サウスカロライナ州 キアワ島)
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セント・アンドリューズ州立公園(フロリダ州 パナマシティ)
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カウナオア・ビーチ(マウナケア・ビーチ / ハワイ島)
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ラニカイ・ビーチ(ハワイ州 オアフ島)
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コーストガード・ビーチ(マサチューセッツ州 ケープコッド)
州別で見る「ベスト・ビーチ」の分布
過去15年のデータによると、ハワイ州はトップ10入りの回数では全米2位。しかし、「1位」を最も多く獲得しているのは、やはりハワイです。
州名 | 1位獲得数(2010年~2024年) |
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ハワイ州 | 7回 |
フロリダ州 | 4回 |
ニューヨーク州 | 2回 |
カリフォルニア州 | 1回 |
ノースカロライナ州 | 1回 |
オアフ島が最多の5回。マウイ島とハワイ島もそれぞれ1回ずつ栄冠を手にしており、ハワイ諸島全体の多様性とクオリティの高さを物語っています。
2010年以降のハワイ州1位ビーチ一覧
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2014年:デューク・カハナモク・ビーチ(オアフ島)
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2015年:ワイマナロ・ベイ・ビーチ・パーク(オアフ島)
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2016年:ハナウマ湾自然保護区(オアフ島)
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2018年:カパルア・ベイ・ビーチ(マウイ島)
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2019年:カイルア・ビーチ・パーク(オアフ島)
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2021年:ハプナ・ビーチ州立公園(ハワイ島)
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2024年:デューク・カハナモク・ビーチ(オアフ島、再登場)
マウナケア・ビーチ(カウナオア・ビーチ)
今年のランキングで8位に選ばれたのが、ハワイ島の「カウナオア・ビーチ」。一般的にはマウナケア・ビーチと呼ばれています。私の家族にとっては、ここがNo.1。
由緒ある高級リゾート「マウナケア・リゾート」の一角に位置するこの三日月型のビーチは、きめ細かな白砂と静かなターコイズブルーの海が広がる、まさに楽園のような場所。家族の思い出の場所ですし、マウナケア・ゴルフコースでよくプレーしています。ゴルフの後に飛びこむ海も最高です。このゴルフ場もまた、ビーチに負けない存在感を醸し出しています。
マウナケア・ビーチが特別なのは、その「静けさ」。駐車場が限られていることもありますが、ホテルに隣接しながらもひっそりと落ち着いた雰囲気があります。北端まで歩いていけば、海を独り占めできるような瞬間にも出会えます。朝日を浴びながらのSUPや、コハラコーストを背景にした、まさに人生のハイライトになるような写真撮影も十分可能です。
隣の「ハプナ・ビーチ」(2021年の1位)も広々として素晴らしいですが、マウナケア・ビーチのちょうどよいスケール感と上品さとは異なります。
意外と知られていませんが、ハワイ島にも美しいビーチが多くあります。観光客にあまり知られていないビーチ”も存在し、手つかずの自然と静寂、そして大地との一体感を感じさせてくれます。
でも、これはまた別の機会にご紹介したいと思います。
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