あろは!

いかがお過ごしですか。
6月です。日本は梅雨。ハワイはマンゴーの季節に突入です。
ハワイは今年は雨が多く、気温も低いせいか、マンゴーがあまりなっていない印象です。
例年なら、そろそろ色々なところからマンゴーが届くのですが、今年はまだ、ほぼゼロ。
それともコロナの影響でしょうか。人間関係が希薄になっているのか。。。。心配。。。。

友人、クライアントからマンゴーの不作が伝えられています。そしてライチの不作も確認されていて、今のところ美味しいマンゴーやライチに癒されていません! これからに期待しましょう!!

さて、不動産市場。
「KAIさん、ハワイ島の不動産は一体どうなのよ??」というご質問を多く頂きます。はい。

正直なところ、現時点では、答えるが非常難しいです。

まずは先月、ロックダウン中盤と比較してみます。
戸建ては成約数は2.6%アップ。 売り物件数はほぼ変わらず。中値はほぼ変わらず75万5千ドル

コンドミニアムはなんとこの1か月で成約数が18.6%アップ
売り物件数も4%アップ。中値は少し下がりましたが、それでも安定の34万ドル。

これを見る限りでは市場は悪くはありません。

昨年の6月と比較してみます。
戸建て成約数 
 2019年(96)→2020年(80):マイナス16.7%

戸建て売り物件数
 2019年(212)→2020年(169):マイナス20.3%

成約数が減っていますが、在庫も減っているという状況。需要と供給の関係はあまり変わっていないのかもしれません。
ボストンとカリフォルニアのブローカーと昨日情報交換をしましたが、やはり同じような状況。都市部から逃げる人が増えていて、郊外の住宅地の需要は高まっているとのこと。
ただしっ!
幾つか注意点があります。

1)成約している物件の中には、コロナの影響でクローズできない取引が含まれている。
私も2件、コロナでクローズできない状況の取引を2つ抱えています。一つはフランス人売主の物件。大使館が閉まっている関係で、譲渡書の公証が止まっています。そして、もう一軒はバイヤーがハワイに来られないため、取引が滞っています。今後は取引のクローズ状況も併せてみていく必要があります。

2)ローンがつかなくなってきている
特にジャンボローンと呼ばれる8000万円以上のローンがほぼ不可能な状況になってきています。また投資物件の家賃収入が滞っており、ローンが降りないケースも。銀行の審査条件が厳しくなっているのは確かです。キャンセルも聞こえてきます。

色々ありますが、島内移動の自己検疫義務は6月16日で解除になるようです。ただし、これはハワイ住民のみが対象になる予定。

米国本土では暴動が心配ですが、引き続き元気に頑張りましょう!