いよいよ地域や物件も絞り込めてきたのであれば、オファーを入れる物件も視野に入ってきているはず。
エキサイティングです!!!

オファーを入れると、あれよあれよと事が進みますので、まずは一歩下がって深呼吸。

もう一度ハワイに不動産を所有することについて整理してみてください。オファーを入れてみたはいいけれど、舞い上がってまったく目的と異なる物件に手を出している場合もあります。

1)目的の再確認
購入の目的はなんでしょうか。ご自分の利用でしょうか。ご家族の利用でしょうか。それとも減価償却が重要?レンタルは必要でしょうか。ハワイ島であればご自身で利用しながら、加速償却を取ることも可能です。新築物件をご自分専用の別荘にすることもできます。
投資物件を探しに来たのに、気づけば別荘を探していることも。それはそれでよいのですが、元々の目的と照らし合わせるということも重要です。

2)予算と資金準備
ハワイの優良物件は早く売れます。資金の準備ができているかどうかで、結果が大きく変わります。物件を見る前に購入資金については、算段をつけておくことがとても重要です。良い物件はオファーが複数入ることも珍しくありません。チャンスをミスらないためにも、いつでも動ける状態にしておいてください。支払い期限はクロージングの48時間前です。どこから支払うのか、をある程度明確にしておけば大丈夫です。ローンは事前審査が必要ですので、物件視察の前に事前審査を受けて頂くことが必要です。

3)ハワイで銀行口座を開設する
購入後の維持管理に必要不可欠なのが銀行口座です。ハワイでは日本人が簡単に銀行口座を開設できます。物件視察の際や旅行の際に、口座を開いておきましょう。口座開設のお手伝いをしておりますので、お気軽にご相談ください。日本法人の銀行口座も開設することが可能ですが、少々手順が複雑ですので、こちらもご相談ください。エスクローが完了した時点から不動産の所有責任が発生します。早めに準備をしておく必要があります。

4)所有権
誰が所有権を持つのかを明確にしておきましょう。日本法人なのか、個人なのか、現地法人なのか。どのようなオプションにもお応えできますが、急な対処はできません。

5)維持管理を理解する。
不動産を購入するということは、維持管理をしていうこということです。管理責任は待ってくれません。エスクローが完了した瞬間からスタートします。
従って、購入前に維持管理についてきっちり理解しておくことが重要です。コンドミニアムと戸建てでは維持管理方法が大きく異なりますし、物件の大きさ、利用頻度によっても大きく異なります。維持管理費用については、遅くとも調査期間内にきっちりと把握することが必要不可欠となります。