2026年、好発進
2026年。すでに、とても満足のいくスタートとなっています。成約物件もそうですが、先日、クライアント約90名をお招きして、プライベート・ホエールウォッチング&サンセット・クルーズを無事に開催することができました。
コナの海、クジラ、夕陽、虹、美味しい食事、そして会話。最高のひと時でした。

このイベント開催の目的は、ただただ、私とエミール君からの「マハロ(感謝)」の気持ちを伝える場こと。それ以上でもそれ以下でもありません。
エミールとは一緒に仕事をするようになって8年。どのように「感謝の気持ちを伝えるのが一番だろうか」と話してきました。
多くのクライアントが、今では「友人」になり、そして「オハナ」となり、感謝をしてもしきれません。
ハワイ流の「オハナ」
映画『リロ&スティッチ』で有名になった「オハナ」という言葉。日本語では「家族」と訳されることが多いですが、ハワイではもうすこし広い意味を持つと、考えています。
オハナとは、単に「血縁」ではなく、コミュニティ、責任の共有、そして、つながりを意味していると思うのです。少なくともハワイでは「オハナ」という言葉はそのように使われていると理解しています。

この島では、血縁家族が近くにいない人がほとんどです。エミールには親戚がいますが、私の家族はパンデミック以降、島を離れました。
ハワイ出身の友人たちは、親戚に囲まれている人が多く、少々その環境をうらやましく思うところはあります。
ハワイ島では、子どもが知らない大人のことを「アンクル(おじさん)」、「アンティ(おばさん)」と呼びます。最初は少し戸惑いましたが、今ではその普通になりました。それは敬意と信頼、そしてコミュニティの証だととらえています。米国本土ではない習慣です。昔の日本はどうようのコミュニティがあった気がします。
「もの」よりも「体験」で伝える感謝
年齢を重ね、少しづつ知恵もついてきて、「モノでは感謝の気持ちを伝えにくくい」と感じるようになりつつあります。
クライアントの皆さんは、すでに成功し、物質的には十分満たされていますから。
結局のところ、本当に価値を感じるのは、「時間」、「体験」だと思うわけです。もちろん超高価なものをプレゼントできれば違うのでしょうが、それは現実的ではありませんし。

忙しい生活の中で(ハワイも忙しいのです)、2時間「何もしない」ことはある意味「贅沢・ラグジュアリー」です。だからこそ、洋上のクルーズを選びましたが、その分気持ちよく過ごしていただかねばなりません。このプレッシャーはありましたが、天気さえよければ、ハワイ島の自然が演出をしてくれるのは分かっていました。
クジラ、潮風、美しい夕陽。そして、何より大切な仲間意識。乗合船とは異なる感覚を楽しんで貰えたと思っています。
素晴らしい人たちをつなぐ喜び
この仕事の特権は、様々な領域で活躍してきた、素敵な人たちと出会えること。
起業家、アーティスト、プロフェッショナル。皆さんがそれぞれの物語を持っています。
必要に応じて、すぐに「信頼できる誰か」を紹介できること。また、クライアントとクライアントをつなぐこと。これが私たちの強みであり、信頼の証です。
自然に会話が弾み、新しいつながりが生まれる。それがコミュニティなのだと、改めて実感した次第です。
ハワイ島を共有するということ

この仕事での一番の喜びは、クライアントの皆さんがハワイ島を楽しんでいる姿を見ることです。
私自身も、この島の自然、人、そしてスピリットに魅了されて、移住しました。
そして25年前、右も左もわからずにこの島にきて、最初にもらった仕事のひとつが、ホエールウォッチングのガイドでした。その経験はいまでも、私の中に息づいています。
今回のクルーズで、クライアントと海とクジラの姿を共有できたことは、本当に感慨深いものでした。
この場所を「ふるさと」と呼べる幸運。
そしてそれを「誰かと一緒に」体験できることの、かけがえのなさは、なかなか言葉では言い表せませんが、ひしひしと肌で感じました。
お詫びと感謝を込めて

今回、参加を希望されながら、都合が合わなかった方も多くいらっしゃいました。
実際、フェアウィンドには乗り切れないほどの「オハナ」がいます。スケジュール調整が難しいことも承知しています。
できる限り、ベストなタイミングを選んだつもりですが、全員にとって完璧な日程はありませんでした。
今後もこうしたイベントを続け、もっと多くの方にご参加いただけるようにしたいと考えています。
ちなみに…船が苦手な方も結構いらっしゃいましたね(笑)
私の妻も船酔いのため今回はパス。次回は火山方面のイベントにしようか、検討中です。
節目の年に
今年5月で、この島に来て25年を迎えます。人生のほぼ半分を、ここで過ごしてきたことになります。
多くの場所で暮らしてきた私が、ひとつの場所に25年もいるという事実が、どれほどこの島を愛しているかを物語っていると思います。
エミールとはもう8年、共に仕事をしています。価値観を共有し、「人間関係が第一」という信念を軸にしてきました。

参加いただいた方も、できなかった方も、いつも有難うございます。
頂いたご縁に感謝しつつ、これからも精進して参りますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
井尾 大介(ハワイアンニックネーム ”KAI”)
ハワイ島コナを拠点とする不動産仲介業者・アドバイザー。2003年からハワイ島で不動産業を営み、リゾートおよび超富裕層マーケットを専門にしている。