あろは。

ハワイに住んで早くも21年。僕も良い年になりました。
周りの友人も良い年になり、結構話題になるのが、両親のケアの話。
海外に住む者は誰もが通る道。。。。などと思っていたら、面白い方に出会いました。
AGING IN PLACE、ユニバーサルデザイン(設計)を得意とするインテリアデザイナーのREIKOさんです。
フォーシーズンズに遊びにいらした際に、お誘い頂きました。

恥ずかしながら、AGING IN PLACE も ユニバーサルデザイン(設計)正直聞き慣れない単語でした。
「バリアフリー」のことかな? 
というのが第一印象でした。
ユニバーサルデザインは、バリアフリーとは異なり「できるだけ多くの人の利用を可能にする」デザイン。バリアフリーは「身しょう者や高齢者」を対象にしているのが違いです。

米国は、これから2060年までに高齢者の数が倍に増え、9000万人を超えるそうです(なんと自分もここに入ります)。そういう中で、最初からユニバーサル デザインのコンセプトを掲げて設計をすることは理にかなっていると思います。
こちらではADA(身障者向けバリアフリー)設計はよく用いられる言葉ですが、バリアフリーにすると、「見栄えが悪い」、「健常者に使い勝手が悪い」、「高級感を損なう」などなどの観点から、正直敬遠されがちです。

私自身もバリアフリーの家で、魅せられた家はほぼ皆無に近いかも。。。。

そして、AGING IN PLACE。これはユニバーサル デザインを一歩進めたもので、「住み慣れた自分の家、コミュニティで、安心して自分らしく年を取りましょう」という考え方。
REIKOさんはお母様をハワイに呼び寄せ。AGING IN PLACEに従って家を改装。今回、92歳のお母さまにもお会いしましたが、それはそれは元気で素敵でした。快適に暮らされているのが一目瞭然。

下はレイコさんのご自宅。

考えてみれば、当たり前のことなのですが、言われてみてようやく気付きました。
レイコさんの、ライフワークとして、やっていかれるという姿勢。素晴らしかったです。

僕も学んでいこうと思います。

世界どこにいても参考になると思いますので、ニーズがある方はホノルルのレイコさんに是非問い合わせてみてください。彼女の経歴もとても面白いです。

彼女のHPのリンクはこちらです。

日本語はありませんが、彼女は日本人です。
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