ハワイに不動産を購入する際、いくつか知っておくべき仕組みがあります。

1)仲介料は売主持ちであること

ハワイや米国では不動産手数料(仲介料)は売主が負担するのが一般的です。これは法律ではなく商慣習なので、競売物件、市場に出ていない物件など、買主様が負担する場合もあります。同意なく手数料を支払うことはあり得ません。

2)物件情報は基本的には同じ

ハワイや米国の不動産会社は、地元の不動産協会を通じて、売り物件情報を共有しています。従って、物件情報にはほとんど相違がありません。ただし、エージェントによって情報量、分析力、交渉力が大きく異なりますので、そこで大きな差がでることになります。エージェントの乗り換えは簡単ではありませんので、最初にエージェントの質を見極めることが成功の秘訣とも言えます。

3)不動産エージェントは社員ではない

新規プロジェクトのセールスを除き、不動産のエージェントやブローカーは自営業者です。不動産会社に看板を借りて営業しているので、会社の名前だけでエージェントを決めるのは問題となりえます。同じ会社であってもエージェントの質は千差万別です。会社に拘束力がなく、実は多くのエージェントはパートタイム的に仕事をしていますので、このあたり注意が必要です。フルタイムで不動産で食べていける力量のエージェント・ブローカーを探しましょう。

4)特別な税金はない

外国人が(日本人に限らず)ハワイに不動産を購入する際、特別な税金はありません。購入後は非居住者として固定資産税を支払いますが、これは米国本土のアメリカ人と変わりません。売却時には外国人用の源泉徴収がありますが、これもキャピタルゲインがなければ、戻ってきます。

 

購入は難しくありませんが、有料物件を探すことは簡単ではありません。

上記を理解していることで、無駄な力を注がなくてよくなります。

さあ、物件を探しにいきましょう!