今週のローカルニュース2017年6月25日から7月1日
6月27日:アイナレアが破産
マウナラニリゾートの山側の大型開発プロジェクトがとん挫した。アイナレアは今週連邦裁判所に破産を申したて、会社更生法が適用される見込み。同社はすでにタウンホームの建設に着手しており、債権処理の目途が立った時点で開発をまた再開したいという。
6月27日:ハワイのガソリン価格
全米各地で、過去12年間で最も安いガソリン価格を記録しているなか、ハワイのガソリン代はむしろ上昇した。これはカリフォルニアの製油所で問題があった影響だという。ガソリン末端価格の全米平均は1ガロンあたり2.26ドル(1ガロンは3.8リッター)。コナの平均はおよそ3.18ドル。ヒロは3ドルでこれは去年より10セント高い。
6月29日;シェブロンがテキサコへ
昨年11月にテキサコ(TEXACO)がシェブロン(CHEVRON)を買収した。これにより現在56ある州内のシェブロンが名称変えを行っている。これまでのシェブロンカードはそのまま使えるという。
6月28日:DMVが2日間シャットダウン
運転免許証の更新、重量税などの車両関連の業務をつかさどるDMVが、コンピューターのシステムエラーにより2日間業務ができない状況に陥った。これはホノルルのメインフレームの問題であったが、ハワイ島のすべてのDMVは免許の更新や重量税の更新などができなくなる事態となった。月末で忙しい時期なので、できるだけ早く通常に戻れるように努力したいとハワイ郡は話している。重量税の払い込みや免許更新ができなかった住民には延長を認めているという。
6月30日:さらなる水不足
ハワイ郡は30日、現在故障している井戸に加え、さらにもう一台のポンプが故障したことを明らかにした。ハワイ郡はノースコナの住民(ケアウホウから空港まで)これまでの25%節水から、庭への水やりや洗車の禁止し、日常生活に必要な水道以外の使用を禁止した。今回故障したのはケアウフル井戸で、これは数か月前に修理したばかりという。スペアはあるとのことで、近いうちにこの井戸のポンプは直る見込みだが、25%節水制限は変わらないという。ワイアハの大型ポンプの交換は今月からスタートし、月末に終わる予定。これが完了すると少し余裕がでるという。現在は12の井戸のうち5つが故障中で稼働していない。
6月30日:ハワイ島観光客大幅増加
ハワイ島を訪れる観光客が大幅に増加している。今年はすでに133,976人がハワイ島を訪れ、この数字は昨年の17%増だ。今年はすでに観光客のハワイ島での消費額は10億ドルを超えたという。好景気を反映してi例年ならば3月でいなくなる観光客が、今年は観光客が4月までおり、それに伴い、企業の褒賞旅行が5月、6月にずれ込んだという。また大型観光客船による観光客数も今年は前年比で27.5% 増という数字になっている。カナダ、そして米国東海岸からの観光客が増えているという。
7月1日:アフリカ産コーヒーの苗木
ハワイ州はハワイ産コーヒーを守るために外からコーヒーの苗木や豆を輸入することを制限している。ところが今回カウアイ島でアフリカ産コーヒーの苗木セットが500販売され、そのうち490が売れてしまったという。コーヒーを病気や害虫から守るためにハワイ州は厳しい検疫ルールを設けており、どうやってハワイに入ってきたのか、ハワイ州は今後調査をするという。