今週のローカルニュース
2016年4月25日:幼稚園の月謝高騰
米国ではキンダーガーデン(幼稚園年長組に相当)は義務教育であるが、それ以前は私立に通わせるしか道はない。コナも同様であり、このたびの調べではハワイ島の私立幼稚園の年間学費は平均$9312となり、ハワイ州立大学の学費、$8216を上回ることが判明した。幼稚園の時期の教育の重要性が強調されている昨今、親にしてみれば大変頭の痛い問題だ。
4月26日: ハワイ州による最新ビーチ情報
ハワイ州は各島のビーチの最新情報をより早くより正確に伝えるためにこのたびhttp://hawaiibeachsafety.com/big-islandをスタートした。
このホームページでは、ライフガードのいるビーチの危険度を15分ごとに情報を更新している。これは特にローカル以外の安全性確保を目指すもので、旅行者の海水浴事故を防ぐという狙いがある。風、波、天候を総合してビーチの危険度を示している。黄色が注意、赤が危険、黒は非常に危険な状態を示している。
安全というマークはないようなので、やはり海は常に注意が必要ということでしょう。
4月26日:ハワイ島のガソリン価格上昇
ハワイ島のガソリン価格が上昇しているが、それでも年内は、ガロンあたり3ドルは越えないと見られている。ヒロでは現在1ガロン(3.8リッター) 平均が$2.66。ハワイ州の平均は$2.57。2009年の平均価格は$4.34だったことを考えるとかなり安い価格だ。
4月27日:カハルウのタイムシェアプロジェクトに反対の声多数
現在コナのカハルウで、306戸の新しいタイムシェアプロジェクトの建設が検討されているが、地元からは大きな反対の声が上がっている。アリイドライブに面したこの43エーカーの敷地のプロジェクトにはハワイアンの遺跡が数多く残っており、ハワイアンからの反対も強い。また最近のカハルウビーチやアリイドライブの混雑も反対を後押ししている。公聴会では30人以上が反対意見を述べた。プロジェクトの第一弾は100戸の3階建てのタイムシェア用ビルの建設だ。この土地には57の遺跡が見つかっており、うち17は保護が決まっている。
4月27日;失業率アップ?
3月のハワイ島の失業率は 前月より0.1%アップして3.9%となった。これは2015年の4.7%、または2009年3月の10.1%よりも低い数字だ。ハワイ州全体の季節調整済みの失業率は3.1%で前年同時期の3.9%よりも下がっている。ホノルルは前月より0.1%上がって、3%。マウイも0.1%上昇して3.4%。カウアイは3.6%から3.4%に下がった。全米平均失業率は5%。
4月28日:補正予算確定
予算が議会を通過し、ようやく新年度のめどが立ってきた。まずはワイコロア小学校と中学校に1100万ドル。これで理科用の教室を建築する。またハワイ州運輸局はコナ国際空港の連邦入国管理用ビルの建設予算5000万ドルを獲得した。NELHAは520万ドルの予算予算で海洋深層水の循環システムをアップグレードする。これによってNELHAがさらに拡大すると見られている。