今週のローカルニュース

2016年11月14日:動物虐待防止
ハワイ郡議会は現在犬のをつなぐ「紐」リードの長さを5フィート以上にする法規制の制定を検討している。短すぎる鎖や紐は犬の虐待につながるため、最低1m50センチを義務付ける方向だ。

11月15日:ハワイのベストレストランにハワイ島のすし屋
米国全国紙のUSA TODAY紙が発表した全米ベストレストランにハワイ島の「ちらし寿司DON BY JIRO」が選ばれた。これはアラン・ウォンや、サム・チョイなどの有名店を抑えての快挙だ。レストランの人気を集計したのは、米国のタベログに似た、YELP。全米50州のレストランに対するレビューを統計的に算出し、順位を決定したという。同店はコナのラニハウショッピングセンターに18ヶ月前にオープンしたばかり。 人気メニューは「江戸前ちらし」、「ボルケーノちらし」、「侍ちらし」など。YELPのリンクはこちら。

11月15日:道路整備
ハワイ島の道路整備はガソリン税によって賄われており、今年の予算の340万ドル(100円換算で3.4億円)はハワイ郡9地区の総道路距離に応じて配分されることになっている。
各地区の道路距離は次の通り。サウスヒロ:31%、プナ:20%、ノースコナ15%、サウスコハラ11%、カウ:7%、ハマクア:7%、ノースヒロ:3%、ノースコハラ:3%、サウスコナ:3%。今年は溶岩流によってプナの道路が寸断される可能性があったため、海沿いに緊急道路を設置したため、予算と人員がプナに集中し、特に西側の道路整備に支障がでているという。

11月15日:スバル天文台に新たな機材
マウナケア山頂にある日本国立天文台「スバル」は、新しいスペクログラフ(分光器)を導入したことを発表した。これはプリンストン大学と東大の長年の協力によって実現したもの。スバルのリンクはこちら。この新しい技術により新たな発見が期待される。

11月17日:ハワイ郡が3100エーカーを買い取り
ハワイ郡は南部カウ地区の土地3100エーカーを買い取り、ウミガメの保護区とすることを発表した。230万ドルの取引はすでに成立している。これは、米国最大の住宅地であるオーシャンビュー住宅地の海側3100エーカーで、HAWKSBILL(タイマイ)と呼ばれる種類の海がめの産卵場所をして知られている。 タイマイは絶滅危惧種として指定されている。

11月18日:サウスコナバイパス道路が開通
ケアウホウとナポポ・ロードをつなぐバイパス道路が15年の月日を経てようやく完成した。これまでホクリアバイパス、サウスコナバイパスと呼ばれていたこの道路の名称も「アリイドライブ」に改められ、これで、コナの海沿いからケアラケクアまで一本で到達できるようになった。

11月20日:コナの道路拡張工事の遅れ
現在進んでいるコナ空港からホノコハウハーバーまでの道路拡張工事完了は2018年にずれこむことが明らかになった。ハワイ州運輸省は遅れの理由を明らかにしていないが、遺跡問題が関係している模様だ。ホノコハウハーバーまでの拡張工事は2007年に完了したものの、景気の悪化により第2期工事は2015年まで着工できなかった。当初の予定では2017年9月完成だったが、現段階では一年以上遅れて、2018年11月の完成を見込んでいる。

11月21日:新たなNELHAへのアクセス道路
コナのクイーンKハイウェーの拡張工事が完了すると、現在のNELHA(ハワイ自然エネルギー研究所) のアクセス口は右折のみに制限されるため、空港のすぐ北側のカイミナニドライブ交差点の海側にNELHA用のアクセス道路が建設されることになる。海岸線と平行に2本の道路が建設され、NELHAと空港をつなぐことになる。空港からアワビを買いにいくには便利になりそうだ。

11月25日:ブラックフライデー
米国では感謝祭の翌日はブラックフライデーと呼ばれる大規模なセールが行われる。これは1939年に米国小売協会がルーズベルト大統領にたいして、感謝祭の翌日にクリスマスの買い物をするように国民に呼びかけるよう依頼したことに端を発する。 感謝祭は木曜日であり、金曜日も休みにする企業が多い。ハワイ島でもセールを狙って朝4時から行列ができた。