今週のローカルニュース
4月11日:移動式と殺場
ハワイ島には牧場が多いには関わらず、と殺場が少ないため、牛肉の83%、豚肉の95%を輸入に頼っている。ハワイ島食肉協会は米国農務省とかけあい、移動式のと殺施設の認可を取得できる見込みだ。農務省の視察官の問題などがまだ完全に解決していないが、今後3年かけて本格稼動していくという。主に養豚業者をターゲットにしているそうだが、牛のと殺の依頼もすでに入っており、忙しくなりそうだ。ワイメアをベースにハワイ島全域をカバーするという。
4月12日:キラウエア国立公園100周年
ハワイ火山国立公園が100周年を向かえ、4月16日から24日の間イベントが開催される。
4月12日:オヒアを救え
ハワイ固有の樹木で、伝説にもなっているオヒア・レフアを保護する法案がハワイ州議会で可決した。金額は予算委員会が決定するが、最大で65万ドルの予算となる。2010年からオヒアの木がカビによって病死する、Radpid Ohia Death病が問題になっている。この病気にかかったオヒアの木は50から90%が枯れてしまう。現在ハワイ島で 3万5千エーカーの森でこのカビによる病気が見つかっているという。
4月12日:デング熱
2015年9月からのデング熱の罹患者は263人で、3月23日依頼新たな発症者は見つかっていない。収束宣言が期待されている。
4月13日:ハワイのフェリー
2007年~2009年に短期間運行して頓挫したスーパーフェリーだったが、ハワイ州議会は公共のフェリーの運航を検討している。これはワシントン州とアラスカ州で現在運行されているものをモデルとし、 ハワイ州での実現性を検討するというもの。具体的な港、コスト、フェリー設計などを全て網羅した報告書を作成するという。現段階では車を搭載できるタイプにするかどうかも決まっていないが、このフィージビリティ・スタディで実現性が見えてくることを議会は期待している。
4月14日:ハワイ郡の予算
2016年7月~2017年6月の会計年度予算が発表された。来年の予算の支出は5.5%増に留まり、4億6270万ドル。最大の収入である固定資産税率は据え置かれたが、不動産市場の回復により、ほとんどで固定資産税の評価額が上昇している。固定資産税の収入は前年よりもおよそ8%上昇する見込み。
4月14日:カヤックでハワイ島を一周
史上初めて一人乗りカヤックでのハワイ島一周が達成された。31歳のジェニー・デッカーが4.8mのカヤックで20日かけて島を一周。
4月15日:新たな航空会社
現在ハワイアン航空の独壇場となっているハワイの空の足だが、14日からアイランド・エア社が一日5便コナ・ホノルル便を就航させた。これによってコナ・ホノルル間は一日320席増えることなる。アイランドエア社はマウイとカウアイにも就航しているが、6月14日~9月30日は片道69ドルのプロモーションを行う。ハワイアン航空は時間帯によっては片道190ドルにもなり、ハワイ州全体で問題視されている。2015年にハワイ島に飛行機で到着した旅行客は150万人を超え、前年を3.8%上回った。2011年からは12.3%の増加だ。アイランドエアは64席のATR72型飛行機を用い、ハワイ州全体で1週間に238便を飛ばす。コナ空港ではターミナル1番の5番ゲート。