今週のローカルニュース:2017年2月19日~3月4日
2017年2月21日:マウナラニに新たな商業施設
ハワイ郡開発局はマウナラニに新たな商業施設の建設を許可した。今後ハワイ郡議会の承認がでれば、正式となる。オレゴンを本拠地とするCDレディング社は、オフィス、店舗、レストラン、個人用貸し倉庫を含む、およそ186㎡のミックスユースの商業施設の開発に乗り出す。 うまくいけば6月には着工したい構えだ。マウナラニ・リゾートは東急電鉄が開発したリゾート。
2月22日:発泡スチロール法案、委員会審議を通過
ハワイ郡法案第13は5対3で環境管理委員会を通過し、ハワイ郡議会の審議にかけられる。昨年は委員会決議で棄却された。この法案が可決されると、2018年7月からお弁当などに発泡スチロール容器を使うことができなくなる。アイスボックスは対象外。住民の多くはこの法案を支持しているという。
2月22日:映画館でお酒
ヒロのプリンスクヒオモールのリーガル映画館が近々酒類の販売を開始する見込みだ。最近は売り上げアップのために、ビールやワインの販売を行う映画館が 増えている。ケアウホウのリーガルシネマでは2015年から酒類の販売を開始しており、年間4万ドル以上の売り上げを計上しているという。
2月25日:クアベイの救急予算
ハワイ島で人気があるクアベイで事故が多いことから、ライフガードの常駐を求める声が多くあがっているが、これまで予算不足で実現していなかった。今回ハワイ州議会の委員会審議を通過し、下院で審議にかけられる。これが通れば、2017-18年度はおよそ40万ドルの予算がライフガードと設備用の予算が認めれらる。
2月26日:バスシステムのアップグレード
現在ハワイ郡には55台のバスが運行している。ハワイ郡は7万5千ドルをかけて、スマートフォンでバスのリアルタイムの位置などを表示するシステムを開発している。このシステムが完成したあかつきには、タクシーやバイクシェアの情報なども表示されことになり、ハワイ州でもっとも洗練されたシステムになるという。
2月28日:キラウエア溶岩流61G
溶岩流61Gと名づけられた溶岩流がキラウエアでは活発だが、国立公園では違反者が続出しているという。2000年前半にキラウエア火山が活発だった際は5名が死亡しているが、今回は事故は報告されていない。ペット同伴は禁止。またドローンの飛行も禁止となっている。海に流れ込んでいる部分は崩落することがあるため、300m以内に近づくことは禁止されている。国立公園側からは24時間、私有地である、カラパナ側からは15時~21時の間でアクセスが可能。
3月1日:カハルウビーチ閉鎖
カハルウビーチ付近で下水の漏れが確認され、ビーチが閉鎖になっている。現段階では、再開の時期は分かっていない。
3月1日:コナ・デンバー航路
ユナイテッド航空はコロラド州デンバーとコナの直行便の就航を発表した。運行開始は6月で毎日コナとデンバーをつなぐことになる。
3月2日:キム郡長がハワイ郡予算案
ハワイ島のキム郡長は4億7400万ドルの予算を発表した。これは昨年度予算の5.5%増。固定資産税収入は1560万ドルの増収を見込んでおり、それをあてにした格好だ。固定資産税率の変更はない見込み。
3月2日:チャーリーの友達
コナ歴史保存会のロバのチャーリーの新しい友達の名前が「メレ」に決まった。1ドル払うことにより、誰でも名前の投票に参加できた。
3月3日:コナの取水制限継続
雨不足に加え、井戸のポンプが4箇所で故障したことを受け、水道局は25%の取水制限を呼びかけている。この呼びかけは数週間で終わる予定だったが、1つの井戸が復旧した代わりに、もう一つが壊れ、状況としては変わっていない。現在水道局はポンプの修理を行う手はずを整えているが、秋ごろまでかかる恐れがあるという。