今週のローカルニュース:2017年1月8日~1月14日
2017年1月8日:偽造紙幣
ハワイ島で多くの偽造紙幣が使われていることが明らかになり、レストランなどでは予防策として高額紙幣を受け付けないところがでてきた。偽造紙幣は昨年11月頃から12月半ばに見つかっており、その種類も100ドル札から10ドル札まで複数が確認されている。コナコモンズのサブウェーでは偽造10ドル札が使われた。こうした偽札は非常に精巧にできており、ぱっと見では判別できず、また偽造紙幣判定用のペンも効かないという。またコナコモンズのマクドナルドでは、800ドル分の偽造紙幣が使われたことが判明し、予防策として、現在100ドル紙幣は受け付けていない。ハワイ島警察はレストランや小売店オーナーに対して偽造紙幣の見分け方などを指導している。
1月8日:マウイでもコーヒーのキクイムシ
コナコーヒーに大打撃をあたえたコーヒーのキクイムシが、マウイで発見された。現在コーヒーの木の島間移動は禁じられている。コーヒーのキクイムシはコガネムシの一種でコーヒーの豆の中に卵を産み、コーヒー豆に穴を開けてしまう。
1月10日:ハワイの最低賃金
ハワイ州のグリーン上院議員は、ハワイの最低賃金を現在の8.50ドルから9.25ドルに引き上げる法案を提案した。最低賃金は2023年まで段階的に引き上げられ、最終的には15ドルになる。法案が可決すれば、来年度の最低賃金は10.1ドル。ハワイの高い生活費を考えれば、最低賃金の引き上げは必要だとグリーン議員は話している。
1月13日:ハワイアン航空がコナ・カウアイ直行便を3月からスタート
これまでホノルル経由でしかいけなかったカウアイ島が身近になる。ローカルおよび観光客からの希望にハワイアンが答えた形だ。コナと リフエをつなぐ直行便は1日1便。およそ263マイルを一時間でつなぐ。直行便の値段は片道89ドルから。
1月13日:ハワイアン航空が過去最高記録
ハワイアン航空の乗客数が過去最高となった。2016年は合計1105万人がハワイアン航空を利用し、これは前年度より3.5%の上昇。ハワイアンは2016年にエアバスa330を一機追加し、合計23機を所有している。また1月にはボーイング717も2機導入した。
1月14日:猫の殺害犯探し
コナで12月20日に弓矢で射抜かれた猫が見つかったことを受け、全米動物愛護団体が5000ドルの懸賞金をかけて犯人を捜しているが、この懸賞金の額が8000ドルに値上げされた。これは市民からの寄付によって賄うものだという。