フォークロージャー(差し押さえ物件)が増えています。
ローンが払えず立ち退くため、家の状態は決してよくはありませんが、値段はお買い得感のあるものが増えています。
フォークロージャー物件の特長としては:
1)庭が荒れている
2)鍵が取り外され、新しいものにかえてある(安物)
3)ドアに張り紙がしてある
4)中が汚い。死んだ虫さんがいっぱい。
そして差し押さえ物件を象徴するこの写真・・・
ハワイで物件を購入する場合には必ず、冷蔵庫、クックトップ、オーブン、電子レンジがついてくるものですが、差し押さえの場合にはもとの所有者は大抵すべて取り外し、売り払ってしまいます。ですからキッチンもこの通り、ガーラガラ。まあ、変なものが入った冷蔵庫があるよりいいですが(変なものって?)。
勿論洗濯機、冷蔵庫も売り払ってしまいます。
写真を撮ったこの家は、電気、鏡まで取り外してありました。ローンも払えないのだから、気持ちは分かる・・・
カリフォルニアあたりではハンマーで家の壁を叩き壊してから立ち退くオーナーもいるとか。そこまでの物件はまだ見たことがありません。
僕だったら家に対しては最後まで感謝の気持ちを忘れずにいきたいと思いますが、切羽詰ると人間どうなるかわかりませんね。