あろは。
6月も半ばを過ぎました。
ハワイ島の不動産市場はどうでしょうか。
中値は先月より若干下がり気味ですが、ほぼ変わらずです。
戸建ての中値が約75万ドル。コンドミニアムが約34万ドルです。

成約物件は戸建て、コンドミニアム共に、月頭よりも増えています。

戸建ての売り物件数は減る一方です。
2008年9月のリーマンショック時のコナの戸建ての売り物件数は、391軒でした。
今は僅か156軒です。

売り物件数と成約物件数の比率が2:1ですから、売れ行きは良いのは間違いありません。

コンドミニアムも2008年9月時の売り物件数は331軒でした。
今は171軒です。
コンドミニアムの売り物件数と成約物件数の比率も2.25:1ですから、こちらも悪くありません。

売り物件の減少は、リゾートでも同じような状況です。

ワイコロア リゾートの売り物件:45(2008年9月は146軒)
マウナラニ リゾートの売り物件:50(2008年9月は89軒)

ただし売り物件数と成約物件数の比率はワイコロアで9:1、マウナラニで12:1なので、やはりローカルがいない地域の方がコロナの影響が大きいということかもしれません。
昨日からバケーションレンタル(短期レンタル)が再開しました。14日間の自己検疫の遵守など、どのようにするのか、色々と憶測を呼びましたが、ハワイ郡長は今日新たな説明を加え、以下を明確にしました。

  • バケーションレンタルを利用は、あくまでも自己検疫(隔離)が必要ない者のみを対象。
  • 州外からの旅行者はバケーションレンタル(民泊)を利用できず、ホテルに宿泊し、14日間の自己隔離を行う事
  • バケーションレンタルの再開の意図は、ハワイのローカル住民、または他島からのローカルが利用するため。

ということで、郡の意図が明確になりました。
違法で州外からのゲストを宿泊させた場合には、バケーションレンタル ライセンスの召し上げになる訳ですが、自己隔離義務の遵守など、色々と気になります。

ハワイ島は今は感染者がいないのですが、これからホノルルなどからの人の移動が始まると、注意が必要です。
気を抜かずに行きましょう!