あろは。

コキ、まだ続きます。しつこいですね。

さて、翌日は夕方にアイフォンを縄張りにセット。
暗くなるのを待ちます。夕食が終わった7時頃から鳴き始めました!!
S氏は夕食がまだ終わっておらず、今夜は一人で戦闘開始です。

今日は昨日の失敗を繰り返さないよう、散布機に重曹と水をセット。
ただし、重曹は水に溶けにくいので、絶えず攪拌しなくてはなりません。
この点クエン酸は水に溶けやすいので、楽なのですが・・・

さて、今回は3分くらいですぐに見つかりました。

彼の縄張りのリリコイの茂みは、毎日の激しい戦闘のため、葉っぱがほとんどなくなっているのです。
やはりこれまでの戦いも無駄ではなかった!

いきなり目が合ったので、びっくりして心臓が止まるかと思いました。
ジャングルの中の戦いの気分です(実は小さい蛙一匹なんですが・・・・・)。

散布機を軽くゆすって振って、目を戻したら・・・いませんでした・・・

気を取り直してさがすこと3分。いきなり、アイフォンの上に蛙が!!
すかさず重曹水を散布!
アイフォンはそんなこともあろうかと、ちゃんとジップロックのビニール袋にいれたあったのです。えらい。

そして重曹水はかかったのですが、結構元気よく、逃げていかれました。とほほ。

一旦撤収。

S 氏に状況報告。重曹水がかかると蛙の皮膚がダメージを受けるはずなので、大丈夫なはずとのこと。

ただし、ちょっと気になっていたのです。散布機からの水がどうも透明なのです。

ハワイ大学のコキ駆除のHPには重曹水は絶えず攪拌していないと駄目だと書いてありました。でも攪拌しながらまくことは不可能です・・・

悪い予感は的中。15分後。コキが元気良くなき始めました。

「クエン酸があればいいのにー!」と怒っていたら、長女が、’「流しの下にあるよ」と平然と言い放ちました。
見てみると本当にありました。何故あるのかは謎ですが、きっと今日のために神様が買っておいてくれたのでしょう。

重曹水を捨てて、クエン酸をセットです(1ガロンあたり600g)。友人のMさんはクエン酸派です。水鉄砲にクエン酸を入れて息子に撒かせるんだそうです。

クエン酸はすっぱいので、ちょっとなめてみてすっぱさを確認。ハワイ大学推奨の濃さよりも、さらに濃くして一撃必死を狙います。

ここまでくると、意地です。男と蛙の戦いです。

行ってみると、いつもより2mほど東側に移動して鳴いていました。今回は小さな木なので、すぐに見つかりました。人間の学習能力はすごいです。蛙はやっぱり蛙です。自分なら隣の家に逃げますが。

クエン酸がちゃんと出ることを確認して・・・・一気にかけました。今回は2回確かに・・・。蛙は木から落ちていきました。

下に蛙が落ちていなかったので、ちょっと不安が残りますが・・・・きっと大丈夫でしょう。合掌。
Mさん曰く、色々テストしたところ、クエン酸は一発でほぼ即死の状態になるといっていましたから。

とりあえずは、終わりました。

コキ君。今度生まれてくるときはうちには来ないでください。

クエン酸を買って待っています。

蛙君の冥福と、これでこの話題を終われること心から願っています。

coqui2