アボカドが旬です!
そこで、キャプテンクックで開催された、アボカド・フェスティバルに行ってきました。
アボカドは実は奥が深く、熟れ頃を見分けるのが結構難しかったりします。早く収穫しすぎたアボカドは熟れないことも多く、未だに失敗することがあります。さらに種類の多いこと!水っぽいものや、熟れすぎるとガリガリした固形物が発生するものや、熟れると種の皮がむけて身に残るものなど、本当に色々あります。
avocadofestival003_sm この店はアボカドタルトが一切れ1ドル50セント。オーガニックコナコーヒーが一杯2ドル。

 avocadofestival007_sm2アボカドを使った巻き寿司の講習会。日本人であれば先生よりうまく巻けるはず・・・

avocadofestival010_sm_0001 見つけました。3個1ドル。思わず手に取ってしまいます。このアボカドはシャーウィル。とても食べやすいタイプのアボカドです。

avocadofestival016_sm

実はマンゴーも早いものはそろそろ旬だそうです。これはクラシゲ・マンゴー。ちょっと小ぶりですが、いけます。
avocadofestival031_sm アボカドを使った創作料理のコンテストも行なわれていました。アボカド寿司、パイ、カップケーキなど色々ありました。

うちはこの日はアボカドとリリコイ(パッションフルーツ)のパイを買って帰りました。非常に美味しかったです(リリコイの種が入っていたのがいただけませんでしたが)
avocadofestival02smハワイ島でトロピカルフルーツといえば、KEN LOVE氏。ハワイ大学とも一緒にトロピカルフルーツに関するアドバイスや研究などを行なっています。ハワイのトロピカルフルーツのポスターの他、バナナの種類のポスター、かんきつ類のポスター、マンゴーのポスター、そして実はアボカドのポスターも製作、販売しています。LOVE氏は日本語も話せます。
avocadofestival022_sm

この日もLOVE氏は様々な種類のアボカドを展示用に持ってきていました。さすがプロ。我々にはそこまでの違いはわかりません。
KEN LOVE氏のトロピカルフルーツのHPはこちら。
avocadofestival024_sm_000

来月頃から売りに出される、アボカドのポスター。なんと100種類以上あるそうです。

仮ポスターはこちら。

LOVE氏のHPによれば、アボカドが美味しくない場合の最大の理由は収穫時期のミスにあるということです。早く収穫しすぎたアボカドは、例え熟したとしても身が入らず、水っぽくなってしまうとのこと。また後味が悪くなるので、生産者は早すぎる収穫は控えるよう、HPで呼びかけています。また、樹から自然に落ちたアボカドも実は美味しくないそうです。自然の摂理として、良い実を残すために悪い実を自ら切り離すことも多いため、落ちたアボカドはむしろ美味しくないとのこと。
収穫時期に関しては、1週間以内で熟すことが条件だそうです。また、茎を少し残したまま収穫されているアボカドの方がうまく熟すそうです。
とはいえ、LOVE氏もアボカドの収穫のタイミングは木によって違うため大変難しく、経験で学ぶしかないと書いています。

ちなみにハワイ大学の調査でコナのシェフに人気が高かったのは(一般的なアボカドで):
1)カハルウ 2)マラマ 3)リンダ 4)シャーウィル 5)ハース

アボカド・フェスティバルで買ったアボカドで、うちはアボカドジンジャー味噌丼を作って食べましたが美味しかったです。またご飯の上に海苔を散らしてアボカドを載せて醤油で食べるのもいけます。マグロ丼のようです。勿論酢メシにして、アボカドの押し寿司も最高に美味しいです。
そういえば小学生の頃、刺身が食べられないセントルイスではトロの代わりにアボカドに醤油とわさびをつけて目をつぶって食べた覚えがあります。

ハワイ島でもスーパーではメキシコなどの輸入品も多いですが、是非ファーマーズマーケットなどで色々と食べ比べてみましょう!!