今週のローカルニュース:2017年5月28日~6月3日

5月30日:ハリウッド効果
ハワイ島で多くのテレビドラマ、映画が撮影されているのは周知の通り。昨年1年間でハワイ島で撮影されたドラマ、映画は50本。ロックジョンソン、マット・ディロン、ダニエアラ・モネなど有名俳優もハワイ島を撮影で訪れている。純粋に撮影制作費による昨年のハワイ郡の収入は350万ドル(およそ4億円)とされているが、これには延泊、食事代などなどが含まれていないので、実際には大型ハリウッド映画の場合の経済効果は一日100万ドルだという。昨年撮影されたJUMANJIは30日間撮影が行われたので、これだけで30億円の経済効果だ。現在子供向けのニケロディアンがヒルトン・ワイコロアで30エピソードの収録を行っている。ハワイ島は多様な気候帯があるため、プロデューサーにとって非常に便利な場所でもあるのが、ハワイ島の人気の理由の一つだという。

5月30日:ハワイ州民は最大ローン額
調べによると、ハワイ州の一人当たりの住宅ローン額は50州トップの51,770ドルで、全米平均の31,330ドルを大きく上回った。2005年のハワイ州民の一人当たりのローン額は39,870ドルだった。ハワイ州民の平均債務額は67,010ドルでこれは一位のメリーランド州よりも10ドルだけ少ない数字だ。ハワイの債務・収入比率は1.76で全米平均の1.3を上回っている。家のローンを除くとほぼ全米平均と変わらないということで、やはり住宅の価格の高さが負担になっているという結果のようだ。

6月1日:公団アパートが売却?
ハワイ州は現在管理している低所得者向けのアパート群を5つ民間企業に売却することを検討している。このうちは200戸のライラニ・アパートはコナにある。それ以外はオアフが3つにマウイに1つ。賃料は連邦基準に沿ったかたちだが、近年は連邦基準以下になっているという。