今週のローカルニュース:2017年11月13日~11月25日

11月16日:ハプナホテルがウェスティンへ
今年8月に西武ホールディングスが所有するマウナケア・リゾートのマリオットとの業務委託が発表されてから、ハプナでは改装工事が進んでいる。
客室、スイート、大人用ビーチサイドプールの建設、ロビー改装、フィットネスセンター改装などを現在行っている当ホテルだが、工事完了は2018年2月頃になる見込みだという。そしてそれをもってウェスティンに名称が代わることになるという。これまで通り、カマアイナ(地元)割引などの制度は継続する意向だ。
11月17日:ハワイ島の大型客船
大型客船による観光客数が大きく伸びている。今年は前年比で20%大型客船による観光客数が増え、およそ17万2千人に達している。2016年は前年比16%の伸び。観光客の人気スポットはキラウエア火山だという。
11月23日:コナに大型ショッピングセンター計画
ラニハウセンターの南側に14棟の大型ショッピングセンターが誕生するかもしれない。ニウマル・マーケット・プレイスと名打ったこのプロジェクトはカリフォルニアのセンテイナル・ディベロップメント社が手掛ける。駐車場756台分という大型開発になるが、ハワイ郡開発委員会は、ロックウォール、植栽計画、バス停などが含まれていないことから、時期尚早として、今回の計画承認は見送った。
11月23日:ハワイ島でモミの木
クリスマスツリーの販売がハワイでも始まったが、ほぼ100%は米国本土からの輸入であり、値段が高い。ハワイ州はマウナケアの麓でモミの木の植林を2014年にスタートした。モミの木のような針葉樹は温度が高いところでは育たないため、マウナケア山ろくおよそ2400mの場所に植林されている。ほぼ9割が順調に育っており、うまくいけば6年ほどでクリスマスツリーとして市場にでることになる。
11月25日:ワイメア空港
ワイメア空港に対する連邦補助金が打ち切られることを受け、モクレレ航空の撤退が予想されている。モクレレ航空は、連邦補助金が打ち切られてもワイメア航空の航路を維持したい意向を示した。2013年に49万ドルの年間補助金がワイメア空港に対して支払われたが、来年1月をもって補助金はおりなくなる。現在のモクレレの平均運賃は62ドルだが、運賃の値上げは間違いないとみられている。