今週のローカルニュース 2017年5月3日から5月13日

2017年5月3日:セスプール禁止へ?
ハワイ州下院議会は2050年までにセスプールを禁止する法案を採択した。あとは州知事の署名で法となる。セスプールとは自然濾過方式の汚水処理方法。ハワイ州にはおよそ9万個のセスプールがあるといわれ、うち5万個はハワイ島にあるという。2004年に連邦’環境保護省は全米でセスプールの使用を禁止した。この際ハワイの住宅は適用外となっていたが、ビジネスのセスプールや大型セスプールは全て閉鎖され、浄化槽へと変わった。禁止とはいえ、個別浄化槽への変更は費用が伴うため、ハワイ州は状況によっては免除を認めることを検討しているという。

5月4日:ドラマを巡って
ハワイ州教育庁は、オンライン動画配信サイトのネットフリックスで最近全米規模で若者に人気のドラマ「13 REASONS WHY]について、親に対し、注意を促す警告を行った。同ドラマは高校生の自殺といじめをテーマにしており、青少年が観るのはふさわしくなく、もしも青少年が観る場合にはそれなりの心理的サポートを呼びかけている。

5月5日:ケアウホウ・ビーチホテルの解体作業スタート
カハルウビーチ横の旧アウトリガーケアウホウ・ホテルの解体がいよいよスタートする。現在は内装部分の撤去を行っている。建物の解体工事は大規模な破壊を伴うため、の地には多くの遺跡があり、現在ハワイ州遺跡保護課が確認作業をおこなっている。こ土地所有者のビショップエステーツは跡地をハワイ文化啓蒙の場とする計画だ。

5月12日:盗まれたティーリーフを巡って
コナ(ホルアロア)在住のデュポン夫妻の家からおよそ20のレッド・ティーリーフの木が盗まれたことが新聞で伝えられたところ、コナのホームデポから電話があり、同数のティーリーフの提供と植え付けのボランティアの申し出があったという。ティーリーフは魔よけの木としてハワイでは神聖とされている。ホームデポのマネージャーは、コナでこのような事件が起きるのは嘆かわしいことで、なんとかしたかった、と話したという。