今週のローカルニュース:2017年4月9日~4月15日

2017年4月10日:コナのプロジェクト
ケアラケヘの汚水処理場のアップグレードが現実味を帯びてきたことから、ケアラケヘの公園プロジェクトが再始動する見込みだ。これはケアラケヘ高校から海側の160エーカーの敷地。元々はスポーツセンターとゴルフ場の建設が検討されたが、これは2011年に却下された。汚水処理場の水が高度に処理され、植栽用に使えるようになるため、公園プロジェクトが動き出した。これから環境アセスメントが行われるため、まだほぼ白紙の状態だが、ゴルフのドライビングレンジの建設は難しいようだ。テニスコートは現在のオールドエアポートのテニスコートを再塗装して利用する計画という。

4月10日:クイーンKハイウェーのアップデート
遺跡問題が解決し、拡幅工事が再開したコナのクイーンKハイウェーだが、完成まではまだしばらくかかる見込みだ。先週コハナイキ・リゾートのエントランスの信号が稼動をはじめた。全体のラフな整地は完了し、現在は空港からフリコア・ストリート 部分の舗装の準備にはいっている。水道管や電気配線の埋設や、ロックウォールの建設なども必要だという。空港から舗装をスタートし、南下する予定だという。当初の予定では今年の9月に工事が完了するはずだったが、遺跡問題で1年以上送れる見込み。2

4月12日:税収不足
予算不足が見込まれる中、ハワイ郡議会とキム郡長は増税を模索し始めている。オプションとしてあがっているのは5つ。現在1ガロンあたり8.8セントのガソリン税を あげるのは現実的だ。ハワイ郡は州の中でもっともガソリン税が低く、1988年から変わっていない。それ以外では消費税を0.5%上げる(現在は4.167%)。固定資産税をあげることは、ここ5年で3回税率が上がっているので、議会は消極的だという。最後は短期宿泊税で、バケーションレンタルにかかる税金だ。また現在100ドルしか払っていない最低税率をを引き上げることも検討されている。

4月14日:海のゴミ
NPOのハワイ・ワイルドライフ・ファンドは海洋廃棄物およそ7トンを回収した。この大部分は漁業網。コンテナに積まれ、オアフのカポレイで焼却廃棄する。 ハワイ州は全米ではじめて、こうした海洋廃棄物を発電機能をそなえた焼却炉で処分することをきめたが、最近はハワイ州に続く州が増えているという。こうした海洋廃棄物や網の多くはハワイ島南部のカウ地区に流れ着くという。今年のはじめには600キロの網がコナ沖で見つかり、ホノコハウハーバーに引き上げられた。